【UFN157】パク・ジョンヨンはアンソニー・ヘルナンデスのアナコンダチョークに敗れる
<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
Def.2R4分39秒by アナコンダチョーク
パク・ジョンヨン(韓国)
ジャブを出し合う両者、ヘルナンデスがローから左フックを放つ。その左に右を合わせるパク・ジョンヨンは、左ジャブから右を狙う。右アッパーを見せたパク・ジョンヨンはワンツーも、ヘルナンデスにパンチを纏められて真っすぐ下がってしまう。ここでシングルに出たヘルナンデス、パク・ジョンヨンはエルボーを入れて離れる。パンチの勢いでヘルナンデスが上回るように見えたが、パク・ジョンヨンがフックからアッパーを当てて逆襲。たまらず組んできたヘルナンデスをギロチンで捕らえたパク・ジョンヨンだが、自ら放して正面に回り離れる。
直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたヘルナンデスは、スクランブルでもバックに回る。パク・ジョンヨンは胸を合わせるとアッパーを打ち込んで離れ、ジャブを連続で伸ばす。残り1分、再びテイクダウンを決めたヘルナンデスがパク・ジョンヨンの左足を束ねてトップへ。キムラからのスイープを仕掛け、スクランブルに持ち込んだパク・ジョンヨンだが、背中を見せて転がるのは危ない。最後の10秒で、勢いのある連打を繰り出したヘルナンデスが初回を取った。
2R、右を当てたパク・ジョンヨンが前に出る。ヘルナンデスも右を返すが、パンチを被弾すると動きに落ち着きがなくなりバタバタとする。体も伸びたところで右を当てられ、まっすぐ下がったヘルナンデスだったが、ダブルレッグでテイクダウン。流れを止められたパク・ジョンヨンが、スクランブルでギロチンの態勢に。
頭を抜き、ダブルレッグでスラムに成功したパク・ジョンヨンは体重を浴びせられ動きが落ちたパク・ジョンヨンをバックからコントロールし殴っていく。立ち上がって距離を取ったパク・ジョンヨンだったが、すぐにテイクダウンを許し再びバックを取られると背中が伸びてしまう。両足をフックしたヘルナンデスは、上を向いたパク・ジョンヨンにパンチ、エルボーを打ち込む。再び背中を預けたパク・ジョンヨンは、マットに背中をつけたところでエルボー、パンチを受けてすぐに背中を見せる。亀になったパク・ジョンヨンに対し、ヘルナンデスはアナコンダを仕掛けると足を固め回転できないようにしてタップを奪った。