【ONE100】日本大会は世紀のビッグショー、「朝・夕開始のダブルヘッダーになる」とチャトリCEOが公言
【写真】ビッグアナウンスはプレスリリースでなく、チャトリCEOのSNSというのが最近のONEの流れか。開始時間、既に発売を開始しているチケット関係など、追加カードとともに正式発表が待たれる(C)MMAPLANET
19日(月・日本時間)、午後10時を回った直後にONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が自らのSNSで「ONE100は朝・夕の2大会として行なう」ことを発表した。
10月13日(日)に東京都墨田区両国国技館で開催されるONE100「Century」が、午前開始と夕方開始のダブルヘッダーになった。チャトリCEOはSNSで世界戦、ワールドGPファイナル、さらなる注目カードが見られるマーシャルアーツの歴史で最大のショーになると書き綴っている。
さらに朝の部、夕方の部ともに11試合ずつ組まれるとチャトリCEOは言及しているが、今回の発表の肝は午前スタートのイベントは米国TNTでライブ中継されることが決まったという点にあるだろう。
今年からTNTでディレイのハイライトショーが放送されるONEチャンピオンシップが、いよいよ米国のケーブルネットワーク局で生中継される。日本時間の日曜日の午前中は米国でいえば土曜日の夜、最も多くの視聴者数が望めるプライムタイムだ。
米国の10月12日(土・現地時間)は既にUFCがフロリダのタンパでFight Nightイベントを開き、そこではヨアナ・イェンジェチック✖ミシェレ・ウォーターソン、カブ・スワンソン✖クロン・グレイシーらのマッチアップが決定している。
そんなUFCとがっぷり四つで視聴者の奪い合いをするのだから、ライト級とフライ級のワールドGP決勝戦──エディ・アルバレス✖ザイード・フセイン・アサラナリエフ、デメトリウス・ジョンソン✖ダニー・キンガドの2試合は朝の部に振り分けられることが予想される。
アジアの要・東京での大会を米国進出への足掛かりとするという野望が明らかとなったONE100。文字通りの世紀の大会の試合数は22、つまり残りのカードは12試合。その朝・夕の振り分けと追加カード、出場選手の正式発表が待たれる。
■ONE100対戦決定
<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アンジェラ・リー(米国)
[挑戦者] シィォン・ヂィンナン(中国)
<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
ダニー・キンガド(フィリピン)
<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
<ONE世界ライトヘビー級(※100.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]ブランドン・ベラ(米国)
<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
<ONE Super Series キックボクシング・フェザー級ワールドGP決勝/3分5R>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
サミー・サナ(フランス)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル)
手塚裕之(日本)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
松本光史(日本)
久米鷹介(日本)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ハファエル・シウバ(ブラジル)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
北方大地(日本)