【PFL2019#06】バホーゾが元K-1戦士に判定勝ちで6P=4位、石井慧は優位な流れで7位を維持
<ライトヘビー級/5分3R>
フランシマウ・バホーゾ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ベン・エドワーズ(豪州)
右オーバーハンドのバホーゾ、同時に右アッパーを放ったエドワーズ。キック50戦、K-1豪州大会優勝のエドワーズの一撃に、バホーゾは驚いたように動きが止まる。足を止めての打ち合いで優位に立ったエドワーズだが、バホーゾがダブルレッグを一気に決める。キャリア4戦目のエドワーズはサイドで抑えられ左のパンチを被弾。バホーゾはケージに詰めてボディにヒザを入れるとニーインベリーへ。ここでスクランブルへ持ちこもうとしたエドワーズは、背中を譲りそうになったがワキを差して立ち上がることに成功する。
直後にバホーゾがシングルレッグから足を払って再びテイクダウン。ボディと顔面にパンチを入れたバホーゾはやることが決まった初回となった。
2R、スーパーマン・アッパーを見せたバホーゾが左ローを蹴る。ローで呼応したエドワーズの蹴り足をキャッチしたバホーゾが即テイクダウン、パスを決める。クルスフィックスから肩固めに入ったバホーゾが、マウント&逆側にスライドするが極め切れずハーフに戻る。スクランブルに持ち込ませずサイドで抑えるバホーゾが、マウントへ。エドワーズがハーフに戻すが、かなり削られてきたか。スクランブルでバックに回ったバホーゾだが前方に落とされパウンドを受けた。
最終回、テイクダウン狙いが明白なバホーゾに対し、エドワーズが左リードフックを遠い位置で放つ。ワンツーで前に出たエドワーズは右を当て、続く左が空振りに。バホーゾはニータップも足が前に出ておらず、すぐにケージを背負ってしまう。エドワーズも口が空いた状態で疲れが見られ、ダブルレッグにスプロールしきれずテイクダウンを奪われる。
テイクダウンと同時に両者の頭が当たり、エドワーズが流血。中断を挟んで試合が再開されると、バホーゾはマウント狙いからバックへ。ここもエドワーズが前方に落とし、パウンドの連打で逆転を賭けた反撃へ。残り60秒、ガードに入れられたエドワーズは勢いのあるパンチを打てなくなり、タイムアップへ。3Pを持っていたバホーゾの堅実な3P獲得で、石井慧は7位を維持に優位な流れとなった。