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【PFL2019#06】ゴルソフ、圧倒的な強さを見せティラーをエゼキエル葬。石井は変わらず7位に

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
Def.2R3分40秒by エゼキエルチョーク
ケルヴィン・ティラー(米国)

6P獲得ファイター同士のシード01争い。素早い左ジャブを放つゴルソフが、ジャブから右を当てヒザを突き上げる。頭と下がり、腰が落ちたティラーがマウスピースを吐き出す。再開後もジャブを続け、左ハイを繰り出したゴルソフが一方的にペースを握る。右目を気にして戦うティラーは右ハイを受けそうになる。

既に心が折れているようなティラーに右ストレートを打ちこみ、ラッシュをかけるゴルソフはテイクダウン狙いを切ってパウンドを落とす。再び、マウスピースを吐き出したティラーは立ち上がって殴ってきたゴルソフのパンチを受け続け、大量の鼻血が見られる。ボディロックでテイクダウンしたゴルソフが、パウンドを打ちつけティラーはまたもマウスピースは吐き出す。

ゴルソフはハーフからマウントを狙い、ダブルアンダーフックで耐えるティラーをUSAコールが後押しする。残り30秒、鉄槌を連打したゴルソフは打ち疲れたか動きを止めてラウンド終了を迎えた。

2R、右目が潰れているティラーが右ローを2発蹴る。ゴルソフは左ジャブを当てると、ダブルレッグを許した直後にスイープを決めてトップへ。ハーフでネッククランクを仕掛け、ティラーが暴れるのを止めたゴルソフは鉄槌を落とす。クローズドガードを取るティラーに対し、レフェリーはマウスピースを吐き出す行為を続けたことでペナルティを命じる。

試合はスタンドで再開されると、ゴルソフはまたもテイクダウン後にスイープを決め今後はマウント奪取する。ゴルソフはエゼキエルチョークで、タップを奪った。Fab Five、5Pを追加したゴルソフ──圧倒的な力の差を見せ、共にプレーオフ進出を決めているティラーのトラウマになるような完勝撃だった。元から上位の両者、石井慧の暫定順位は7位に変わりない。


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