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【WJJC2019】ライトフェザー級、加古拓渡。強豪モントバーニの襟絞めに一本負け

Takuto Kako【写真】それぞれが個々の想いをもって柔術と向き合い、加古はその一つの表現方法としてポイントを獲得してムンジアル挑戦を続けている(C)MMAPLANET

5月30日(木・現地時間)から6月2日(日・現地時間)にかけて、米国カリフォルニア州ロングビーチのカリフォルニア大ロングビーチ校内ピラミッドにて、IBJJF主催のブラジリアン柔術世界選手権が行われた。競技柔術世界一を決定するこのムンジアル・レビュー第8回はライトヘビー級に出場し、パブロ・モントバーニという強豪と戦った加古拓渡(グラップリングシュートボクサーズ)の戦いをお伝えする。


01<ライトフェザー級2回戦/10分1R>
パブロ・モントバーニ(ブラジル)
Def.2分27秒 by 襟絞め
加古拓渡(日本)

16年の世界大会にて繰り上げで銅メダルを獲得した加古の初戦の相手は、昨年のパン大会準優勝の強豪モントバーニ。加古にとって絞めで完敗しているだけに、これがリヴェンジ戦ともいえた。

02試合開始後、一度はダブルガードでペナルティを受けた両者。再開時にはモントバーニの方が上を選択した。加古は内回りからモントバーニの左足を抱えて前に崩すと、アキレス腱固めを狙いに。しかし立ち上がって対処したモントバーニは、ダイブしてベリンボロを仕掛けると、レッグドラッグにつないでサイドにつく。

03それを嫌がった加古が立ち上がろうとしたところで、バックに飛びついたモントバーニ。やがてモントバーニは、マットに横向きになった加古の上からサイドバックに。さらにそのまま加古の襟を掴んでのチョーク狙いに行く。

なんとか体をずらそうとする加古だったが、モントバーニはバックについて、2分20秒で襟絞めを極めた。

04自ら得意とするベリンボロ・ゲームで完敗を喫した加古。世界の壁の厚さを思い知らされた形となったが、このモントバーニすら次戦でパウロ・ミヤオに7-2で敗れている。

ムンジアルに出場するために豪州にまで足を運んで、ポイントを獲得する加古。人それぞれ、柔術との向かい合い方がある。世界大会でも優勝を目指す選手、表彰台がデフォルトの柔術家。ベスト8入り、あるいは初戦突破が最大の壁となる者も存在する。それまでの過程においても、全てが挑戦であり個々の柔術家人生を表し全うているのだ。

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