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【Polaris10】クレイグ・ジョーンズ、ルチスを相手にミドル級王座防衛。LヘビーでロバトJr戦をアピール

<ミドル級選手権試合/15分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def.3-0
マテウス・ルチス(ブラジル)

シングルレッグからバックを狙ったルチス、ジョーンズが胸を合わせる。マット中央で再開となり、ルチスは再びシングルを切る。立ちレスでバックを許さないジョーンズは2分を経過してもスタンドを続ける。ルチスもレスリング勝負を望み、寝技に移行しないまま4分半が過ぎ、ついにジョーンズが引き込む。パスを狙う風のルチスは、ハーフから立ち上がりエスティマロックを仕掛ける。

すぐに足を抜いたジョーンズに対し、タイトな寝技をルチスが挑むことはない。再度のエスティマロックに潜って後方回転からの足関節をジョーンズが狙う。足を抜いたルチスだが、両足を挟み込んだ状態でジョーンズがヒールフック、滑ると上を選択する。ここで腰を引いたルチスがスタンドへ戻ると、ジョーンズはすぐに引き込んでハーフを取る。離れたルチスにデラヒーバから回転してヒールを狙うジョーンズ、ルチスが反応する。足を取られそうな位置取りになるや、すぐさま離れるルチスに対しジョーンズはニーシールドへ。

ルチスはここも離れ、ジョーンズはテハ・ストレートフットロックの形からルチスを浮かせてヒールを狙う。ここも立ち上がって対処したルチスは、ニーシールドにも付き合わない。離れてパスの仕掛け、そして密着されないように戦うルチス。こうなるとジョーンズも展開を創れず、ノーポイントの難しさが出てくる。残り2分30秒となり、ジョーンズがついに立ち上がった。

オンリーサブでサブミッションに至らない試合は、残り90秒に。シッティングのジョーンズにジャンピングパスを2度見せたルチスが、ここもエスティマロックへ。両足を抱えるジョーンズだが、体を捻ったルチスが足を抜く。最後はスタンドレスリングとなりタイムアップに。

エスティマロックという突発的な関節技を仕掛けたルチスと、セットアップしてからの足関節を仕掛けたジョーンズ一戦はジャッジの判断に勝敗を委ねることに。

結果、判定勝ちでミドル級王座防衛に成功したジョーンズは「ヒールを狙ったけど、スリッピーだった。5分から10分にかけて僕が攻勢でフィニッシュに近かった。1週間前に93キロで減量は大変だった。ラファエル・ロバトJrとライトヘビー級で戦いたい」と話した。


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