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【KSW49】牙を抜かれた狂犬対決は、パークが抑えてソウィンスキにフルマークの判定勝ち

<74キロ契約/5分3R>
ノーマン・パーク(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アルトゥル・ソウィンスキ(ポーランド)

サウスポーのパークに対し、ソウィンスキが右ハイを見せる。さらに左ジャブを伸ばすソウィンスキがスイッチして、左ローを蹴る。パークはシングルレッグに出るがソウィンスキが巧みにディフェンス。パークの左ローをキャッチしてパンチを入れる。パークも左ストレートを届かせ、ソウィンスキのスイッチに合わせて前足をキャッチしシングルレッグでテイクダウンを奪う。ガードからエルボーを放つソウィンスキに対し、パークは頭を胸につけて大きなパンチは打てない。それでも隙を見て左エルボーを落とす。このまま、大きな動きはなく初回は終了となった。

2R、左ミドルを入れたパーク、ソウィンスキもミドルを返すがローを蹴られる。スイッチを繰り返すソウィンスキのテイクダウンのフェイクに笑みを浮かべるパークは、スピニングバックエルボーを受けガードを固めで前に出る。ボディへのヒザを入れたソウィンスキは組まれても、内股を仕掛けヒザ蹴りから離れる。

続くダブルにヒザを合わせていったソウィンスキをそのまま宙を浮かせたパークがテイクダウンに成功する。下からコントロールし、攻撃を受けないソウィンスキだがスクランブルに持ち込むことはできない。腰を上げたパークにパンチ、カカトを背中に脅すソウィンスキ。パークは時折左のパンチを打つ程度で抑え中心のトップコントロールでこの回も戦い終えた。

最終回、打撃で攻めたいソウィンスキをケージに押し込んだパークは両ワキを差し、ボディロックで揺さぶりをかけて小外掛けでテイクダウンを決める。ここではハーフで抑えるパークが、ソウィンスキにスタンドに戻ることを許さない。フルガードの中よりも、左のパンチを落とす数が多かったパークだったが、ソウィンスキが足を戻してフルガードを取る。スクランブルのないソウィンスキはそのまま抑えられ、タイムアップに。牙を抜かれた狂犬対決はパークがフルマークの判定勝ちを手にした。


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