この星の格闘技を追いかける

【UFN157】UFCが中国四大都市の深圳(シェンチェン)で初イベント、日本人ファイターの出場は?!

UFN141【写真】今大会はエア・アジアが主催することも明らかとなっている (C)Zuffa LLC/Getty Images

20日(月)、 UFC日本広報窓口より8月31日(土・現地時間)に中国広東省深圳(シェンチェン)のユニバーシアード・スポーツセンターでUFC深圳=UFN on ESPN+15:UFN157が開催されることが発表された。


中国本土のUFCといえば2017年11月25日に上海のメルセデスベンツ・アリーナ、昨年11月24日に北京のキェデラック・アリーナで行われてきたが、今回は8月に香港に接した広東省の経済特区で今や上記の北京、上海、そして広州(クワンチョウ)と並び中国の四大都市の一つとされハイテク産業や金融業が盛んな1500万の人口を抱えるシェンチェンへの進出が決まった。

格闘技でいえばキックで英雄伝説やMMAではREBEL FCが同地でイベントを開いた際には日本からも選手が出場している。そんなシェンチェンでのイベント開催に際し、UFCアジア太平洋地域統括責任者ケビン・チャンは「われわれは新たな中国の都市をイベントのグローバルカレンダーに追加し続けており、その勢いが着実に増しつつあることに興奮しています。中国はUFCにとって最も重要な成長マーケットであり、こうして成功を収めることができているのは情熱的なファンの忠誠心、絶え間ないパートナーたちのサポート、そしてこの地域においてUFCに参戦できるアスリートの育成を促進しようとするわれわれの努力の証しであると言えます」とリリースにコメントを寄せている。

まだ対戦カードの発表はないが、バンタム級のソン・ドーヤン、ウェルター級のリー・ジンリャン、そして女子ストロー級のジャン・ウェイリ&イェン・シャオナンなどチャイナ・トップが上位ファイターに挑むカードなど──世界2位のマーケットを背後に持つことを考えると──中国勢が核となるラインナップでも十分にイベントは成り立つだろう。

ラスベガスに次ぎUFCパフォーマンス・インスティチュートが上海にオープンされるなど選手の強化策も進み、契約選手も10名と韓国と並びアジアの最大勢力となった中国勢がUFCのアジア戦略の核となることは間違いない。そして、この中国大会に何人の日本人選手が絡むことになるのかも気になるところだ。

PR
PR

関連記事

Movie