【DEEP89】フェイク合戦は足を止めての打ち合いに発展し、弥益がDJ.taikiをKO──初防衛に成功する
<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
弥益ドミネーター聡志(日本)
Def.2R0分11秒by KO
DJ.taiki(日本)
左に大きく回る弥益。距離を詰めたDJの最初の右ローが急所に入り、弥益が悶絶し座り込む。再開後、左から右を当てたDJはヒザをフェイクから右を打っていく。右を一度見せてから大きく回る弥益は飛びヒザへ。これは距離が合わず、DJは左ロー、続くワンツーに弥益が右を入れて距離を取り直す。さらに右アッパーからヒザを入れた弥益が、勢いを増して前に出てワンツー。DJも右を返す。
スイッチとフェイクを繰り返す両者、弥益の前進に距離を取ったDJが左ストレートから右、弥益は右アッパーを入れハイキックには距離を取る。踏み込んで右アッパー、続いて左フックというコンビネーションが冴えるチャンピオンは左を当てると、DJのショートの連打に右を打ち込み、バランスを崩させる。さらにワンツーを決めた弥益に、DJもワンツーを打ち返す。大きな踏み込みからのフェイクを見せ、前に出た弥益の顔面をDJが放った左が捉えダウンを奪う。追い打ちのパウンドをDJが打ちこもうとしたところで、初回終了となった。
2R開始直後にラッシュを掛けたDJ、ケージを背負った弥益はDJの連打に左右のフックで応酬する。そして右フックがDJの顔面を捕らえる。この一発で前方に崩れ落ちたDJに後方からパンチを打ちこむとレフェリーが試合を止め、弥益の王座防衛が決まった。