【UFN149】これがUFC……あのフィジエフが86秒、スピニングバックキックでムスタエフにKO負け
<ライト級/5分3R>
マゴメド・ムスタエフ(ロシア)
Def.1R1分26秒by TKO
ラファエル・フィジエフ(キルギス)
慎重な立ち上がりのなか、ムスタエフがスピニングバックキックを見せる。バランスを崩したフィジエフはすぐに立ち上がる。サウスポーに構えたムスタエフは、前に出ながらオーソに戻してローを蹴る。フィジエフもローを返すが、直後にムスタエフのスピニングバックキックがガードの上からフィジエフの顔面を捕らえる。前方にしゃがみ込むようにダウンをしたフィジエフにパウンドを連打したムスタエフがTKO勝ちを収めた。
ROAD FCやTitan FCで恐ろしいまでの強さを見せたフィジエフが86秒で敗れるという現実、UFCの怖さを見せつけられる一番だった。「拳を負傷し、長い間試合ができなかったけど、これからもドンドン試合」とムスタエフが語った。