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【ONE91】ストロー級王者・猿田洋祐、パシオのカウンターの蹴りに沈んで王座陥落

<ONE世界ストロー級(※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
ジョシュア・パシオ(フィリピン)
Def.4R by KO
猿田洋祐(日本)

どっしりと構えるパシオに対し、前後のステップを使う猿田。パシオがバックスピンキック、ローキックを蹴り込む。猿田がパシオの左にダブルレッグを合わせてテイクダウン。パシオがフロントチョークを狙うが、猿田もヴォンフルーチョークへ。ハーフから足を一本抜くところまで持っていくが、パシオも身体を起こしてすぐに立ち上がる。

試合がスタンドに戻ると猿田が単発の右ストレートで飛び込む。パシオのヒザ蹴りに右を合わせると、パシオが尻餅をつき、猿田はそのままトップポジションへ。マウントを取りかけるが、パシオもすぐに動いてスクランブルの攻防へ。ここで猿田はスクランブルには付き合わずに距離を取って立ち上がった。

2R、互いに距離を取りながら右ローを蹴る展開。パシオがバックスピンキックを繰り出すが当たりは浅い。共に深追いせず単発の攻撃を繰り出す中、パシオは右ロー。猿田はそこに右・テイクダウンを狙うが、どちらも有効打にはならない。このラウンドは大きな動きがないまま終わった。

3R、猿田が右ストレートで飛び込むと、パシオはそれをかわしながら右アッパーと左フック。蹴りでもプレッシャーをかける。猿田はダブルレッグでテイクダウンを試みるが、パシオはギロチンを狙いつつ、足で猿田の身体を浮かして立ち上がる。試合がスタンドに戻るとバックキック・右ハイキックを繰り出し、サークリングする猿田にジャブを当てる。その後も積極的に手を出すのはパシオで左ミドル・バックキックを見せた。

4R、猿田はすぐにタックルでテイクダウンを狙うが、パシオを倒すことができない。距離が離れるとパシオはワンツー、猿田のローに右ストレートを合わせる。そして猿田が右を出したところに、パシオがハイキック。これがヒザ蹴りのような形で猿田の顔面を打ち抜き、猿田はそのままマットに大の字に倒れ、レフェリーが試合をストップ。パシオの一撃に沈んだ猿田が王座陥落となった。

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