【ONE90】大会後の会見でチャトリCEOが「ダナがやるといえば、UFC王者✖ONE王者を実現させる」と明言
【写真】10月の東京大会でONE世界ライトヘビー級王者オンラ・ンサンに、ヘビー級王者ブランドン・ヴェラが挑戦することも決まった。その10月大会は会場はまだ決まっていないが、チャトリCEOは国技館への拘り持っていることも明らかにしていた (C)MMAPLANET
31日(日)、東京都墨田区の両国国技館で開催されたONE90「A New Era」。
大会終了後にポストファイト・プレスカンファレンスではチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が「今日、日本だけでなく世界は新しい時代を迎えた。米国、日本、アジアの多くの国でツイッターのトレンドでトップになり、ソーシャルメディアでもONE関する話題が占めている。誠実さ、謙虚、名誉、尊厳、規律、思い遣りを持つ、ヒーローが世の中の動かすパワーを持っている。人々のエゴではなく、愛が世の中に存在することが分かったはずだ。怒りや憎しみでは社会を傷つける。もうそんな時代じゃない。新しい時代を迎えたんだ。TV視聴者数、ソーシャルメディア・マトリックスでこれまでの記録を破り、会場も満員だった。日本に感謝している。ありがとう」という挨拶をし、質疑応答に移った。ここでは質疑応答から抜粋して、チャトリCEOが今大会を通して世界に発した言葉を抜粋して届けたい。
──今夜の大会に関して、どれだけ達成感と満足感を持っていますか。
「私にとっては、日本だけでなく世界規模で新しい時代が第一歩を踏み出したに過ぎない。今日の大会からは、凄く愛情を感じた。ファイトも信じられないぐらいハイレベルでベストだった。我々のヒーローの価値観が世界を駆け巡ったんだ。今は残念なことに多くのネガティブなエネルギーが充満している時代だけど、そんなモノはONEチャンピオンシップのプラットフォームに使いたくなかった。
我々のハッシュタグはWE ARE ONE、世界を一つにということだ。今日の大会は世界中で成功を収めた。ファイトは素晴らしく、アスリートはただ信じられないほど最高だった。でも、これは始まりに過ぎない。始まったばかりなんだ」
──ONEチャンピオンシップのアジアのファイターの力を西側に見せることができたと思いますか。
「フェノミナン・ウォリアーも重圧があったのか、いつものような動きができなかった……、そしてティモフィ・ナシューヒンに5万ドルのボーナスを支給することを発表しておきたい。
DJが1Rにピンチに陥ったことを含め、今日の出来事に驚くことはなかったよ。これからもこういうことが多く見られるに違いない。ONE550人のアスリートがいて、各格闘技から130人の世界王者がいる。世界のトップ10とされる団体を一つにしても、これだけのチャンピオンは揃わない。
世界もそれに気づき始めた。米国ではツイッターでトレンディング・トップ10中、7つがONEの話題だった。Googleでチェックすれば分かるよ。日本で1位、アジア全体でものリツイート数は今夜の1位だったんだ。
私の夢はUFC世界チャンピオン✖ONEチャンピオンシップ世界王者を実現させることだ。ダナ・ホワイトがやるというなら、即実現させる」