【UFC235】往年の雄姿再び、マウント&エルボーでディエゴ・サンチェスがガウ破る
<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・サンチェス(米国)
Def.2R4分13秒by TKO
ミッキー・ガウ(米国)
ディエゴの前蹴りにワンツーを放っていったガウ。左フックに組んできたディエゴに、ガウがアッパーを繰り出す。そのまま組んでケージにディエゴを押し込んだガウが、ダーティーボクシングでパンチを打ち込む。離れたディエゴをフックで追いかけたガウに対し、いったん離れたディエゴが組んでケージに押し込んでいく。クリンチからダブルを決めたディエゴは、ガウのダースを察知し足をさばいてパスからバックをうかがう。
ガードを取ったガウのスクランブルにバックに回ったディエゴは、ボディロックテイクダウンを決める。再びスクランブルでバックに回ったディエゴは、ガウのロールにも背中から離れない。ガウは胸を合わせても、ボディロックテイクダウンを許しガードから鉄槌&エルボーを繰り出す。ディエゴはボディにエルボーを入れ、パスを狙いつつガルの足を畳んで鉄槌を落としサイドで抑える。このまま初回が終わり、ディエゴがリードした。
2R、ディエゴが左インサイドロー、続いて右フックを振るっていく。さらに左ボディから組み付いたディエゴは、押し返してきたガウに左ミドルを蹴る。左フックを見せて前に出るガウが、その左フックをディエゴの顔面に打ち込む。ケージに押し込まれディエゴはヒザを鳩尾に突き上げてダウンを奪うとバックに回る。
一度は前方に振り落とされたディエゴだが、ガウはダメージで動けず再びバックへ。正面に回ってボディロックテイクダウンを決めたディエゴはパス狙いからエルボーを落とす。マウントを取ったディエゴ、ガウのケージキック&シザースもサイドに移行しエルボーを打ち下ろす。
エルボーを連打したディエゴは、ニーインベリーでヒジを打ちつけ、マウントへ。さらにエルボーを連続で入れたディエゴは背中を見せたガウを殴り続ける。2008年のルイジ・フィオラバンティ、ダーヴィド・ビエルクヘイデン戦を彷彿させるディエゴの猛攻を見てレフェリーが試合をストップ、TUFシーズン01ウィナーが勝ち名乗りを受けた。