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【UFC104】リョート防衛も判定に”?” 岡見&吉田は敗戦

【写真】初防衛に成功したリョートだったが、絶対王者が君臨するライト、ウェルター、ミドル各階級に比べれば、突き抜けた強さをみせたとは言い難い勝利となった (C) ZUFFA

10月24日(土・現地時間)ロサンゼルスのステイプルス・センターでは、UFC104『MACHIDA vs SHOGUN』が開催された。大会名にもある通り、メインイベントで行われた世界ライトヘビー級選手権試合リョート・マチダ×マウリシオ・ショーグンの一戦は、互いに得意の打撃を中心に5Rを戦い抜く熱戦となったが、その判定はリョートを支持。王座初防衛に成功した。

決定的な勝機こそなかったが、与えたダメージという点では王者を上回っていたかにみえたショーグン。事実、48-47×3でリョートの勝利が告げられると、場内にはブーイングが発生。勝ったリョートも、「UFCにきて最も難しい試合だった。3人レフェリーがいて、この判断をした。申し訳ない」と観客に詫び、再戦については「もう一度戦いたい」と返答した。


また、同大会には、UFC戦績7勝1敗と歴代日本人ファイターのなかでも群を抜く成績を残す岡見勇信に、元祖・神の階級=ウェルターで2勝1敗と勝ち越す吉田善行と、二人の日本人ファイターが参戦を果たした。

だが、その結果は厳しいものとなった。10カ月ぶりのオクタゴン復帰となった岡見は、チェール・ソネンと対戦するも、テイクダウンを狙うソネンの巧みな技術に幾度もテイクダウンを許し、挽回する機会がないまま判定負け。吉田善行は、前日の計量で6ポンドの大幅オーバーという失態を犯したアンソニー・ジョンソンとの176ポンド契約のキャッチウェイト戦に臨むも、ジョンソンのパンチに僅か41秒で敗れ、なんとも釈然としない敗戦を喫した。

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