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【UFN144】計量終了 アスンソン「明日に集中」×モラエス「良い試合を」。ソウザの相手が+8lbsの失態

1日(金・現地時間)、2日(土・同)にブラジルはフォルタレーザのセントロ・ジ・フォルマサォン・オリンピカ・ド・ノルデスチで開催されるUFN144「Assuncao vs Moraes 2」の計量が行われた。


メインで対戦するハファエル・アスンソンとマルロン・モラエスは、厳しい視線を浮かべながら落ち着いた表情を見せフェイスオフを済ませる。そのままステージを下りようとしたモラエスは、インタビュアーに引き止められ「ハファエルはこの階級でベストのファイター。凄く尊敬しているし、それだけ準備してきた。明日は良い試合になるだろう」とコメントした。

一方のアスンソンは「明日の試合で勝てばタイトルに挑戦できる。ただし、偉大な相手と戦う明日の試合に集中している」と話して、ステージを後にした。国内MMA大会は全てがフィーダーショー化し、ハングリーな人材の宝庫でもあるブラジル大会。プレリミの2試合でロシア勢と対戦するヒカルド・ラモスとホジェリオ・ボントリンは、UFCと再契約を目指す田中路教と対戦経験があり前者は判定勝ち、後者はRNCで敗れている。

彼らの試合内容から田中の位置が見える──そんな意味でもオープニングから見逃せないフォルタレーザ大会だ。そんななかボントリンと戦うマゴメド・ビブラトフは2ポンドに体重オーバー。そしてInvicta FCで浜崎朱加に勝利し、オクタゴンでも3連勝中のリヴィア・ヘナタ・ソウザと対戦するサラ・フロタは123ポンドとリミットを8ポンドも上回る大幅オーバーに。40パーセントのファイトマネーを没収されてオクタゴンに上がるということだが、フライ級に近い体重を相手にしてもソウザは戦えるだけ──リカバリーできる自信があるのだろう。

■ UFN144計量結果

<バンタム/5分5R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
マルロン・モラエス: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・アルド: 146ポンド(66.22キロ)
ヘナト・モイカノ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア: 170.5ポンド(77.34キロ)
ライモン・グッド: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴェイラ: 154.5ポンド(70.08キロ)
ダヴィッド・テイモ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジャスティン・レデット: 205ポンド(92.99キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205ポンド(92.99キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソウザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
サラ・フロタ: 123ポンド(55.79キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス: 184.5ポンド(83.68キロ)
マルク・ペレス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マラ・ロメロ・ボレッラ: 125ポンド(56.7キロ)
タイラ・サントス: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
チアゴ・アウベス: 170.5ポンド(77.34キロ)
マックス・グリフィン: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・アルブニ: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジョルジーニョ・ホーゼンストライク: 241.5ポンド(109.54キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェラウド・ジ・フレイタス: 145.5ポンド(66.0キロ)
フィリッピ・コラレス: 145ポンド(65.77キロ)

<バンタム級/5分3R>
ヒカルド・ラモス: 135.5ポンド(61.46キロ)
サイド・ヌルマゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)

<フライ級/5分3R>
マゴメド・ビブラトフ: 127ポンド(57.6キロ)
ホジェリオ・ボントリン: 124.5ポンド(56.47キロ)

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