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【KSW45】フィル・デフリーズがカロフ・ペドフをアメリカーナで下しKSWヘビー級王座防衛

Karol Bedorf vs Philip De Fries【写真】このアメリカーナでヘビー級王座防衛となった(C)KSW

6日(土・現地時間)に英国はロンドンのSSEアリーナで開催されたKSW45「The Return to Wembley」。当日、速報ができなかった同大会から最後はメインのKSWヘビー級選手権試合をレポートしたい。


<KSWヘビー級選手権試合級/5分5R>
フィル・デフリーズ(英国)
Def.2R4分26秒by アメリカーナ
カロル・ベドフ(ポーランド)

左ミドルを蹴って前に出るベドフに対し、デフリーズはワンツーを振るっていく。チャレンジャーは左ローから左ハイも、これは空振りに。左ミドルを決めたベドフは直後にテイクダウンを許し、サイドバックのデフリーズをキムラクラッチで捉える。腕を解いたデフリーズはサイドで抑えてパンチを打っていく。ガードに戻したベドフは下から鉄槌を放つも上体を起こしたデフリーズが勢いのあるパウンドを打ちつける。

パス狙いのデフリーズに対し、背中を向けもう一度ガードに戻ったベドフが外掛けヒールを仕掛ける。体を捩じって防いだデフリーズがガードの中からパンチを落として、トップキープを続ける。さらにデフリーズは足を一本抜くと、ベドフがキムラへ。パスを許したチャレンジャーはガードに戻すがパウンドの連打を受けて動きが止まるなか、タイムアップに救われる形で初回を戦い終えた。

2R、ベドフがワンツーで前に出て、ケージに詰まったデフリーズに組みつく。すぐに体を入れ替えたデフリーズはダブルレッグでテイクダウンに成功すると、ニーシールドガードのベドフにパンチを落としていく。さらにヒジを落とすデフリーズはハーフで抑えてエルボーへ。パンチの勢いが強まり、ベドフはスクランブルに持ち込むこともできず背中をマットにつけた状態が続く。

クローズドガードに戻したチャレンジャーは、左右のパンチを落とされヒップエスケープで上方に移動するが、立ち上がったデフリーズはパンチを入れながらパスに成功しアメリカーナへ。一度は技が解けたデフリーズだったがサイドで抑えもう一度アメリカーナを仕掛けるとベドフがタップ、ヘビー級王座防衛に成功した。

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