【Road FC48】急所痛めた林完が、途中集計でシン・ドンシクに判定勝ち
<ライト級/5分2R>
林完(日本)
Def.2R3分27秒 by 3-0
シン・ドングク(韓国)
前蹴りからパンチを振るって前に出てきたシンに対し、林はシングルレッグへ。頭が外側に出ておりシンがギロチンで抱える。と、シンのヒザ蹴りが急所に入り試合が中断する。やや時間をおいて再開すると、シンは二段蹴りを繰り出す。林の左フックを2発入れて組み付く、ここでもギロチンの態勢に入ったシンががぶりに切り替え、ボディと顔面にパンチを打ち込む。
ゴゴチョークの形でネックロック気味の技を仕掛け、再度がぶりに戻ると林は手をついてスタンドに戻れない。ヒザをもらわないようマットに手をつく林にパンチを細かいパンチを打ちつけるシンは、ギロチンの機会を伺いつつコントロールを続けた。
2R、左を当てて離れる林にシンもフックを振り回す。初回同様に組んでいった林をシンがギロチンで捉える。ケージにシンを押し込みシングル&大内刈りを林が仕掛けるが、レフェリーはすぐにブレイクを命じる。スタンドで再開となり左に続き右を振って、ボディロックテイクダウンを決めた林は足を取ってシンを立たせず、逆にギロチンを狙う。
頭を抱えて細かいパンチを落とした林が、立ち上がったシンにダブルレッグを決める。抑えて細かいパンチを打つ林が突然、急所を押さえて苦悶の表情を浮かべる。直ちにブレイクが入り林の回復を持つことに。どの攻防で痛めたか不明だが、シンが右足を急所に当てて距離を取ろうとしたか。いずれにせよ、林は背中をマットにつけた林は立ち上がることができない。
3分のインターバルが規定を過ぎても林は復調せず、中断前までのスコア集計が行われることに。結果、林が3-0の判定勝ちを手にした。