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【ONE74】上久保周哉、持ち味の組みでスノトを圧倒し最後はパウンドアウト。ONE初陣でTKO勝ち!!

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
上久保周哉(日本)
Def.2R3分54秒by TKO
スノト(インドネシア)

右ローを繰り出し、ジャブから距離を詰めた上久保だが、スノトにテイクダウンを奪われる。バックに乗られるも前方に落とした上久保は、スタンドに戻ると左腕を差して足の甲をスタンプしていく。コーナーにつめシングルでテイクダウンを狙う上久保、スノトがロープにもたれて耐えブレイクを命じられる。

スノトが左ミドル、粗いパンチの打ち合いのなかで上久保がシングルレッグでテイクダウンし、足を束ねていく。頭を上げてスノトの背中をマットにつけさせた上久保は、エルボーを頭部に落とす。パンチから足を一本抜き、エルボーとパンチを続け削っていく。さらに上久保はヒザを顔面に入れパスに成功する。スノトは足を一本戻すが、スクランブルにいく動きはなく、上久保が初回を攻勢のまま終えた。

2R、ローを蹴るスノトに圧力を掛ける上久保は、ダブルレッグで倒されても上を取りバックへ。前方に落ちた上久保は逆にバックに回れるも、ここも落としてスクランブルを制してサイドで抑える。エルボー、ヒザを連打する上久保が鉄槌を落とすと、スノトが背中を預ける。立ち上がり際にヒザを入れた上久保は、再びシングルからダブルに移行してテイクダウン、スノトを圧倒する。

潜りを潰し、ヒザを顔面に打ち込む上久保。ここでストップドンムーブが掛かり、リング中央で再開となる。枕でプレッシャーを掛ける上久保が、左の連打。スノトは蹴り上げから立ち上がるが、上久保は即ダブルレッグへ。シングルに移行してテイクダウンを決めた上久保はここでも足を束ねて抑えてマウントへ。顔を覆うスノト、ガードの上から鉄槌を続けた上久保がTKO勝ちを決めた。

「好きな格闘技をやってきて、こんな皆に見てもらえることが幸せです」と無口が上久保が、精一杯の言葉を吐いた。


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