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【PFL】定着したら、MMAが変わる?! 川名雄生が参戦──PFLのレギュラーシーズン→プレーオフ制とは??

Tuerxun vs Harrison【写真】MMAに取り入れられた米国メジャースポーツ的なレギュラーシーズン&プレーオフ制、記念すべき第1回のメインで戦うフェザー級のトルスンとハリソン(C)WSOF&KAORI SUGAWARA

川名雄生が6月21日(木・現地時間)にイリノイ州シカゴのシカゴ・シアターで開催される2018#2レギュラーシーズンに出場することが決まったPFL(Professional Fighters League)。MMA界初のレギュラーシーズン、プレーオフ、そしてシーズン・ファイナルを行う同プロモーションのフォーマットとは?


フェザー級、ライト級、ウェルター級、ミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級の6階級に12名ずつがエントリーする2018年シーズンは、6月7日(木・同)にニューヨーク州NYCのMSG内HULUシアターで幕を開ける。

MMA Fights in Americaという名称のレギュラーシーズンは、続いて川名の出場する6月21日のイリノイ州シカゴ大会、7月は5日のワシントンDC大会(GWUスミス・センター)、19日のNY州ユニオンデール大会、そして8月2日に再びユニオンデールのナッソー・コロシアムでイベントが開かれ、16日&30日にニュージャージー州アトランティックシティ、オーシャンリゾート・カジノ大会で幕を閉じる。

全て木曜日開催で3カ月に7大会、各階級のファイターとも3試合ずつ戦い、上位8名が10月に3大会予定されているプレーオフに進出を果たす。ランクのつけ方はポイント方式だ。勝利したファイターには自動的に3Pが与えられ、初回でフィニッシュすると3Pが追加、2R勝利では2P、最終回は1P、判定にはエクストラの得点は与えられない。

つまり早く勝てば勝つほど評価されるというもので、この得点方式の採用は最初の2試合はとにかくフィニッシュを急ぎ、最後の1試合では得点状況を見て、負けてもプレーオフに進めるという心理状態を呼ぶ可能性もある。MMAにフィットするかどうかは別にして、この辺りの戦略の妙も興味深い。

プレーオフは階級ごとに4人制ワンナイト・トーナメント=ウィン・オワ・ゴーホーム形式が2つ組まれることになっている。ここではポイント制は関係なく、初戦=準々決勝5分×2R、準決勝の5分×3R戦を勝ち抜いた者が、大晦日に100万ドルの賞金が懸った5分×5R制のシーズン・ファイナルに挑む。

PFLでは全大会でNBC SNでのライブ中継が決まっており、フェイスブックでイベント前のプレショー、プレリミの中継、さらにイベント終了後にポストファイト・ショーというパッケージが7時間というロングランに設定されている。

TV中継あってのMMAイベントというのはMMA25年の歴史において古今東西ほぼ変わりない状況で、PFLの試みが当たるようなことがあれば、このスポーツの形態を変える可能性もある──そんな壮大なトライといえるだろう。

ちなみに基本のプラットフォームとして1大会で2階級の試合が消化され、第1回大会はフェザー級とヘビー級の試合が組まれており、メインは最後のWSOF世界フェザー級王者から初代PFL世界フェザー級王者に認定されたアンドレ・ハリソン×中国のジュマビエク・トルスン戦が用意されている。

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