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【DEEP84】6月30日、ラスト・ディファ有明で横田一則がラストファイト!!

Yokota【写真】最後のディファ有明で、最後の試合を戦うこととなった横田(C)MMAPLANET

25日(水)、28日(土)に後楽園ホール大会を控えるDEEPより、6月30日(土)に東京都江東区のディファ有明で開催されるDEEP 84 IMPACTで横田一則が引退試合を行うことが発表されている。


大学、実業団でもまれた柔道をベースに2004年にDEMOLITIONでMMAデビューを果たした横田はPancraseからDEEPを主戦場とし、2007年には早くもライト級王座を獲得すると、同王座を失った後も戦極でライト級のトップとして活躍。戦極の活動停止後は、再びDEEPをベースにフェザー級に転向し、ここでもベルトをその腰に巻いた。

そして13連勝でアブダビウォリアーズ以来となる海外=ONEに戦いの舞台を移したもののマラット・ガフロフ、マーチン・ヌグエン、クリスチャン・リーというフェザー級三強に敗れる。40歳になった横田は、この間に一勝を挙げたDEEPのケージで引退試合を行うこととなった。

また横田が最後の戦いに臨む6月30日は、ディファ有明も閉館を迎える日に当たる。前身となるライブハウス・ディスコ=MZA有明の1988年オープンから、2000年7月1日にディファ有明として生まれ変わったディファ有明は、すぐに日本のMMAの欠かせない会場となった。

特に設置時間のかかるケージをいち早く取り入れたGrachanや、J-MMAに本格的なケージ時代の幕上げを告げることとなるパンクラスが常打ち会場とし使用し、DEEPもDEEP CAGEを中心にディフェ有明で数々のドラマを生んだ。そんなディファ有明が、18年の歴史に終止符を打ち、横田も17年10カ月の現役生活に別れを告げる。

鉄壁のディフェンスと、独特の打撃を武器に日本のフェザー級を引っ張ってきた横田の引退とディファ有明の閉館──6月30日のDEEP84は日本の格闘技界にとって、歴史に刻まれるダブル・フェアウェル大会となる。

■ DEEP83対戦カード

<DEEPウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]住村竜市朗(日本)
[挑戦者]佐藤洋一郎(日本)

<DEEPフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]和田竜光(日本)
[挑戦者]高橋誠(日本)

<DEEPバンタム級王座決定戦/5分3R>
北田俊亮(日本)
ソン・ジンス(韓国)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
堀尾竜司(日本)
結城将人(日本)

<ライト級/5分3R>
ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)
武田光司(日本)

<46キロ級契約/5分2R>
しなしさとこ(日本)
ジョン・イェジン(韓国)

<ミドル級/5分2R>
桜井隆多(日本)
片平なぎさ吉幸(日本)

<63キロ契約/5分2R>
CORO(日本)
朝倉未来(日本)

<ストロー級/5分2R>
ランボー宏輔(日本)
村元 友太郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
小川顕広(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
石神保貴(日本)

<フェザー級/5分2R>
横山恭典(日本)
ムン・ギボム(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
バータル・アズジャブハラン(モンゴル)

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