【UFN128】計量終了 K太郎はパスも、憂流迦の試合は対戦相手の体調不良でキャンセルに……

【UFN128】計量終了　K太郎はパスも、憂流迦の試合は対戦相手の体調不良でキャンセルに……

2018.04.21

27日（金・現地時間）、28日（土・同）にニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールで行われるUFC Fight Night128「Barboza vs Lee」の計量が行われた。

メインでエジソン・バルボーサと戦うケビン・リーは、2時間猶予のある本計量終了3分前にスケールに乗り、157ポンドと1ポンドオーバー規定より1ポンド重い結果に。バルボーサが対戦を飲んだため、メインはキャッチウェイトで行われることが決まった。

パブ計量である意味、ミッション・コンプリートの証である葉巻をふかすパフォーマンスを行ったリーの不適な笑みにも、バルボーサは微笑み返し。「皆に計量をミスしたことを謝りたい。そして、金輪際こんな失敗はしない。とにかく、明日は良い試合をする」と謝罪したリーに対し、バルボーサは「初めてのメイン?　ハッピーだよ。ここニュージャーで戦えることも嬉しい。皆、来てくれてありがとう。皆知っているように、僕はオクタゴンでいつも良い試合をしてきた。明日もそれは変わらない」とコメントした。

なお本計量でレズリー・スミスと対戦予定だったアスペン・ラッドが137.8ポンドと2.8ポンド・オーバーとなり、スミスはキャッチウェイト戦を拒否し、この2人はパブ計量でステージに上がることはなかった。「対戦相手、UFC、ダナ・ホワイト、ニック・メイナード、ファイトパス、私のファン、そして全てのファンに謝りたい」としながら、ラッドは「（※1ポンドオーバー規定から）1.8ポンド・オーバーで、対戦相手は戦いを拒否した。ファイトマネーの20パーセントに加え、5000ドルを上乗せした試合も行われることはない」と、まるでスミスの対戦拒否をそしるようなツイートをしている。

なお佐々木憂流迦と対戦予定だったマゴメド・ビブラトフは計量前夜に背中の不調で出場が取り消され、憂流迦の試合は残念ながらキャンセルとなってしまった。

2試合がなくなり、唯一のアーリー・プレリム戦となった中村K太郎×トニー・マーチン戦、両者とも170.5ポンドで計量をクリアしている。パブ計量の席でKポーズを決めたK太郎はフェイスオフで、ファイティングポーズをとるマーチンに対し、仁王立ちを続けていた。

■ UFN128計量結果

＜ライト級／5分5R＞
エジソン・バルボーサ: 155.6ポンド（70.57キロ）
ケビン・リー: 157ポンド（ 71.21キロ）

＜フェザー級／5分3R＞
フランキー・エドガー: 145.6ポンド（66.04キロ）
カブ・スワンソン: 145ポンド（65.77キロ）

＜ヘビー級／5分3R＞
ジャスティン・ウィリス: 265.4ポンド（120.38キロ）
チェイス・シャーマン: 247ポンド（112.03キロ）

＜ミドル級／5分3R＞
デヴィッド・ブランチ: 186ポンド（84.37キロ）
チアゴ・マヘタ: 185.8ポンド（84.27キロ）

＜バンタム級／5分3R＞
ブレット・ジョンズ: 135.8ポンド（61.59キロ）
アルジャメイン・ステーリング: 135.2ポンド（61.32キロ）

＜ライト級／5分3R＞
ジム・ミラー: 155.4ポンド（70.48キロ）
ダニエル・フッカー: 155.6ポンド（70.57キロ）

＜ウェルター級／5分3R＞
ライアン・ラフレアー: 170.6ポンド（77.38キロ）
アレックス・ガルシア: 171ポンド（77.56キロ）

＜フライ級／5分3R＞
マゴメド・ビブラトフ（ロシア）
佐々木憂流迦（日本）

＜ウェルター級／5分3R＞
シアー・バハドゥルザダ: 171ポンド（77.56キロ）
ルーアン・シャガス: 170ポンド（77.11キロ）