【UFN241】初回にペダラーダを効かされるも、マーフィーが終始バルボーサをフラつかせて無敗を貫く
<フェザー級/5分5R>
レロン・マーフィー(英国)
Def.3-0:50-44.50-45.49-46.
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
フェイントかけて距離を取るマーフィーが左ハイを見せた。バルボーサの右ローをかわしたマーフィーは、左の差し合いから下がる。マーフィーがワンツーを伸ばしたが、バルボーサの左インローがローブローに。再開後、マーフィーが右カーフキックを打ち込む。バルボーサの左ジャブもマーフィーの顔面を捉え、さらに右カーフがクリーンヒットする。マーフィーが右を大きく振るうと、バルボーサがインサイドから左ジャブを突いた。左を繰り出すマーフィーに、バルボーサが左ボディをめりこませる。
バルボーサの右ローに、マーフィーが右ストレートを合わせた。さらにマーフィーの右クロスがバルボーザの顔面を捉える。マーフィーのパンチをもらいバランスを崩すようになったバルボーサ。右カーフを当てたバルボーサは、マーフィーの右ローに右ストレートを合わせていく。接近戦で首相撲からヒザ蹴りを狙ったバルボーサだが、押し倒されてしまう。ボトムになったバルボーサの左ペダラーダがマーフィーの顔面にヒット。マーフィーが崩れたと同時にラウンドが終了した。
2R、マーフィーが右スピニングバックキックを繰り出す。バルボーサは左ジャブから右クロスへ。右ストレート主体で戦うバルボーサに、マーフィーも右を打ち返した。マーフィーが右ストレート、左ジャブを当てる。徐々にパンチのダメージが見えてきたバルボーザに対し、マーフィーがダブルレッグで飛び込みバックに回った。ここはバルボーザが離れたものの、右ローを放ったところに右ストレートを合わされてしまう。ケージを背負ったバルボーザにパンチを打ち込み、グラつかせるマーフィー。右ハイでバランスを崩させてからパンチを上下に散らすと、バルボーザは右スピニングバックキックを狙ったが足を滑らせる。すぐさま組んだマーフィーは、バックコントロールから左アッパーを打ち込み、正対したバルボーサに右ヒジを浴びせた。
3R、距離を詰めるバルボーザの顔面に、マーフィーの右ストレートが届く。バルボーザの蹴りに対して距離を取るマーフィーは、前蹴りから右ハイに繋げる。ミドルでバルボーザを下がらせたマーフィーは、ケージを背負わせて顔面へのパンチからダブルレッグへ。離れたマーフィーはサウスポーにスイッチして左ストレート、左ハイを繰り出す。オーソドックスに戻してからダブルレッグで入ったマーフィーはリフトするも倒せず。ケージを背負うバルボーサがマーフィーのパンチに左ヒジを合わせるが当たらない。マーフィーがフラつくバルボーサにパンチのラッシュを仕掛ける。さらにケージに押し込みヒジを打ち込む。しかしテイクダウンをスプロールされたマーフィーがスタンドに戻り、表情に疲労が感じられるも右スピニングバックキックを見せた。
4R、マーフィーがサウスポーにスイッチして右関節蹴りを繰り出す。オーソドックスに戻すと右ロー。スイッチを繰り返しつつ、右ストレートのカウンターを当てる。左ジャブを突き、右ストレートを伸ばすマーフィーは、さらにパンチでバルボーサをフラつかせる。しかし互いにダメージが残っているのか手数は少なくなった。バルボーサが右スピニングバックキックを当てる。さらに押されながらも再び右スピニングバックキックを放つバルボーサだが、マーフィーの動きを止めるには至らない。残り30秒で右ヒジからボディロックで組んだマーフィーが、バックコントロールに持ち込むもバルボーサが離れた。
最終回、左の突き合いからマーフィーがジャブをボディに伸ばす。サウスポーにスイッチしたマーフィーは、右関節蹴りから左ストレートでバルボーサをフラつかせる。すかさず組んだマーフィーに対し、バルボーサはケージを背に正対して離れた。マーフィーのパンチを受けるとバルボーサがフラつく場面が増える。ポイントでリードしているであろうマーフィーが距離を取り続ける。逆転を狙うしかないバルボーサも、ダメージが溜まっているか。右スピニングバックキックの打ち終わりに組まれたバルボーサ。グラウンドに持ち込んだマーフィーがバックに回る。バックコントロールを凌いだバルボーサが立ち上がり、正対するも逆転を狙う力は残っていなかった。
裁定はマーフィーがユナニマスの判定勝ち。これでマーフィーは15戦無敗(14勝1分)を貫いた。