＜ライト級／5分3R＞
ジルベウト・ドゥリーニョ（ブラジル）
Def.2R0分59秒by TKO
ダン・モレット（米国）

サウスポーのモレットが右ジャブを伸ばす。ドゥリーニョは右フックから、右ミドルを繰り返し見せる。さらに右ハイを放ったドゥリーニョはモレットの前進に右フックを合わせようとする。左を打ちながら前に出るモレットが左前蹴りも、右アッパーを受けそうになる。ドゥリーニョは右オーバーハンドをヒットさせ、モレットの攻撃にはガードを固めて対処する。

踏み込みながら右ミドルを蹴り込むドゥリーニョが、右フックから返しの左を当てる。モレットも右を返したが、ドゥリーニョは右ハイを跳ねるように繰り出し、右クロスを当てて攻勢に。モレットも左を返し、頭を下げながら左右のフックを思い切り振るう。このパンチを受けたドゥリーニョがダブルレッグでテイクダウンを奪い、立ち上がったモレットをボディロックから前方に崩す。ハーフでしっかりとトップをキープしたドゥリーニョは鉄槌を纏めて初回を戦い終えた。

2R、勢いのある右ハイ、右ミドルを繰り出すドゥリーニョは左ジャブを差し、右アッパーを打ち込む。足が泳いだモレットに追いかけて、右と左を交互に打ち込む。最後は右フックから左を受けたモレットが、ヒザを折りたたむようにケージ際に座り込み失神し勝負は決した。

「僕は爆弾を持ったグラップラーなんだ」、満面の笑みを浮かべてドゥリーニョは語った。

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