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【Bellator197】ストーレーがバックリーを完全コントロール、ブーイングの下で8連勝を達成

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーレー(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
ジョアキン・バックリー(米国)

サウスポーのバックリー、ストーレーがダブルレッグでドライブし、ケージに押しこんでテイクダウンを狙う。右手をついて何度か耐えたバックリーだが、1分を経過したころについにストーレーが背中をつかせることに成功する。ハーフでブリッジをするバックリーを潰し、逆側に足を一本抜いたストーレーがパンチを入れながら、スクランブルでバックを取る。

バックリーが立ち上がると正面に回ってダブルレッグで倒し、再びバックに回ったストーレーは引き込みに合わせてサイドへ。足を一本戻された方が、戦いやすいのかストーレーはハーフからパンチ、エルボーを落とし最後にマウントを取り初回をモノにした。

2R、右ジャブを伸ばすバックリーをシングルでキャッチし、ダブルからハイクロッチでケージに押しこんだストーレーが、最後はダブルレッグでテイクダウンを奪う。右腕を殺してバックを伺うストーレーは、バックリーのキムラロックを解かせて盤石のインサイドハーフへ。バックリーは足を戻すが、すぐにハーフを取られてこうなると立ち上がることができなくなる。

パンチの勢いがあがったストーレー、バックリーのバタフライガードを潰しトップをキープする。観客が大きなブーイングを送るなか、ストーレーはエルボーを顔面に打ち付けてマウントへ。上体を起こしてパンチの連打とヒジを見せたストーレーは10-8級のドミネイトを見せた。

最終回も開始直後にシングルレッグに出たストーレーは、レッグリフトでバランスを崩して尻餅をつくも、直ぐに起き上がってダブルレッグ、アンクルピックでテイクダウン。起き上がったバックリーをケージにつめて、ボディロック&小外掛けで倒し切る。

ここはハーフからパスしたストーレーは、バックに回るとそのまま腰をコントロールしてサイドで抑え込み直す。ブーイングが続くなか、懸命に立ち上がったバックリーをダブルレッグで倒し、抑え込みを続ける。最後の40秒でパスしサイドに回ったストーレーはワキ腹にヒザを入れ、足を一本戻された状態でタイムアプを迎えた。

3Rに渡りコントロールを続けたストーレーは、ファンの支持を得ることはできなかったが、文句のつけようのない一方的な判定勝ちでキャリ8勝0敗に。「良い気持ちだ。フィニッシュしエキサイトな試合をしたかったけど、結果的に勝てたから。ナーバスになり過ぎることなく、ケージがホームのように感じられたのは一番の成果だよ」とストーレーは勝利を振り返った。


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