【Bellator215】ストーレーのレスリング力が爆発。ルーマニアのパスクに完封勝利
<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーレー(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
イオン・パスク(ルーマニア)
サウスポーのパスクが、左の蹴りを見せる。ストーレーのダブルを受けて、後方に捌いたパスクだったが、ヒザをついたまま前に出たストーレーはシングルに移行し腰を上げテイクダウンへ。尻もち状態で耐えるパスクをアンクルピック、続いてボディロックで捕えたストーレーがバックを伺う。
首を抱えて耐えるパスクのバックに回ったストーレーはアームロック狙いをリフトアップして、叩きつけるようにテイクダウンに成功する。ハーフのパスクにエルボーを落とすストーレーがパンチに移行し圧倒する。ヒザを畳んでガードを取るパスクは、逆に腰が切れなくなる。ハーフを取ったパスクは、背中をつけた状態から右腕を差して上体を起こそうとする。これを潰して抑えるストーレーは、パンチとエルボーでパスクを攻め立てた。
2R、右アッパーを見せたパスクを早々にシングルレッグで倒したストーレー。パスクはガード&アームロックを仕掛ける。潰され、バックを許すパスクを後方から殴るストーレーはアームロックからのスイープ、そして腕十字を防ぎトップを譲らない。その後は初回と同じようにハーフからパンチ、エルボーを入れていく。起き上がることができず、ハーフを取っても殴られ、スタンドに戻ることができないパスクは、背中をつけて殴れるという状況が4分以上続いた。
最終回、打撃の間合いからシングルでパスクを捕らえたストーレーが、右に旋回するように回ってテイクダウン。そのままバックへ。引き込んで背中をつけ、苦しいハーフの展開にまたも持ち込まれたパスクは、これまでの同じようにハーフから体を起こしにいくが、そこを潰されパンチを被弾する。パスクは一度として反撃に出ることはできずに、タイムアップに。30-26が2人いる判定で、ストーレーが大勝した。