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【UFC FOX28】ブライアン・ケラハーが元世界バンタム級王者バラォンに殴り勝つ

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ケラハー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ヘナン・バラォン(ブラジル)

鋭い踏み込みを見せるケラハーに対し、バラォンはミドルを繰り出す。ケラハーも左ミドルを蹴り、左ジャブを受けても右を返していく。ジャブの差し合いから右を打ち、右ローを繰り出すバラォン。この右ローを2発、3発と続けるも、ケラハーも右フックをヒットさせる。ケージでの組み合いが続き、ケラハーが右エルボーを打っていく。

残り90秒でブレイクが掛かり、打撃戦でプレッシャーを与えるケラハーに右をテンプルに打たれたバラォンが、前方に手をついてダウン。すぐに立ったバラォンはケラハーのテイクダウン狙いはケージを背にして耐えきったが、この回を落とした。

2R開始直後にケラハーがテイクダウンを狙ってバラォンをケージに押しこむ。体を入れ替えたバラォンだが、すぐにケージを背負うことに。離れたケラハーにワンツーを入れたバラォンがロー、そしてワンツーを打ちテイクダウン狙いを切る。

ケージ際のクリンチ合戦で尻餅をつかされたバラォンは、即立ち上がるも印象点は良くない。ブレイクが掛かり、オクタゴン中央の打撃戦でケラハーが左フック、左ハイを入れてケージに再びバラォンを押し込む。ワキの差し合いで体を入れ替える両者、残り10秒でブレイクとなり、そのままラウンド終了を迎えた。

最終回、序盤のパンチの応酬から間合いを取った両者。ケラハーのスピニングバックフィストがバラォンの顔面をかすめる。ケラハーは続いてダブルレッグから、素早くに横に回るが、バラォンがスプロール。それでも右アッパーを入れ、左フック、スピニングバックフィスト&右フックのコンビネーションをケラハーが繰り出す。ケージに詰まり、動きが落ちたバラォンが、首相撲からヒザ蹴りを返す。

またもケージ際のクリンチの攻防で、態勢を入れ替え続ける両者。残り90秒で離れ、ケラハーがスピニングバックフィストから右を当て、パンチのラッシュを掛ける。バラォンも懸命の左フックを返すが、ケラハーのアッパーでケージにつまり左右のパンチを被弾。ボディ、左フック、右アッパーと猛攻を見せたケラハーがタイムアップまで猛攻を仕掛け、元世界バンタム級王者を相手に快勝した。


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