【ACB80】ロシアン対決にも注目。元ベラトールのサルナフスキーに対する、22歳の無敗のニカエフ
【写真】キャリア8勝無敗、現代MMAをパワフルにこなす22歳が元ベラトールのサルナフスキーと同朋対決を行うシャミル・ニカエフ (C)ACB
16日(金・現地時間)、ロシア連邦はクラスノダールのバスケットホールで開催されるACB80「Burrel vs Tumenov」。水垣偉弥が出場し、ムラッド・カラモフと対戦する同大会ではACBの勢いが感じられる国内戦が見られる。
タイガー・サルナフスキー、5年ほど前にBellatorライト級で活躍し一足早いロシアン旋風を北米で巻き起こしたメンバーの1人だ。強烈な打撃とスムーズなレスリング&寝技を駆使し、ロシア人ファイターが力強いまま頭が柔なくなったウェルラウンダー化してきたことを見せつけていた。
結局、ベラトールではベルトを巻くまでには至らなかったが、パンクラスに先頃来日したヒカルド・チルローニや元UFCファイターのマーカス・デイヴィス、ダコタ・コクランら実力派から勝利している。ベラトール以外でが日本の田村ヒビキとも対戦しており、RNCで一本勝ちを収めている。
ベラトール後はロシアのメイン大会であるMFP、EFNやアブダビ・ウォリアーズを経て一昨年の9月よりACBに参戦。しかし、戦績的には1勝2敗と負け越している。そのうちの1つの黒星はライト級タイトルコンテンダーのエドゥアルド・ヴァルタニャンに敗れたモノだ。対して、今回戦うシャミル・ニカエフはデビュー以来8連勝中の22歳の選手。それでいて国際戦を既に5試合しているという経験値を持つ。
スイッチヒッターで距離間に優れ、足を止めての打ち合いもできるニカエフ。テイクダウン・ディフェンスにも優れ、自らのテイクダウン&スプロールもお手の物だ。サルナフスキーにしてもまだ29歳、母国で再浮上するために負けられない一戦となる。
■ ACB80対戦カード
<ウェルター級/5分5R>
アルベルト・トゥメノフ(ロシア)
ナフション・バレル(米国)
<ライト級/5分3R>
アリ・バゴフ(ロシア)
レアンドロ・ブスカペ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
イブラヒム・チュチュガエフ(ロシア)
イゴール・シヴィリ(カザフスタ)
<ライト級/5分3R>
シャミル・ニカエフ(ロシア)
タイガー・サルナフスキー(ロシア)
<フェザー級/5分3R>
ムハメド・ココフ(ロシア)
タイグロ・コスタ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
ムラッド・カラモフ(ロシア)
水垣偉弥(日本)
<ライト級/5分3R>
イスラム・マコエフ(ロシア)
トニーニョ・フリア(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
イムラン・アバエフ(ロシア)
イズマエル・デ・ジュズス(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ハジロコフ(ロシア)
ルスラン・バリコフ(ウクライナ)
<ミドル級/5分3R>
ハファエル・シャビエル(ブラジル)
グラチェ・バジニアン(ロシア)
<ヘビー級/5分3R>
ハニフ・ミルザマゴメドフ(ロシア)
エブゲニ・エローヒン(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
イフゲイニ・ラズコフ(ロシア)
フセイン・シャイヘフ(ロシア)
<ヘビー級/5分3R>
アミラハン・グリエフ(ロシア)
イリア・バチコフ(ロシア)
<フライ級/5分3R>
ドゥクラハ・アスタミルノフ(ロシア)
ダニエル・サントス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ルスラン・アスエフ(ロシア)
ファン・バブロ・ヴァレラ(アルゼンチン)