【ACB80】水垣偉弥出場のACBで24勝23フィニッシュのバゴフが、元UFCのブスカペに挑む
16日(金・現地時間)、ロシア連邦はクラスノダールのバスケットホールでACB80「Burrel vs Tumenov」が開催される。メインはイベントタイトルにあるようにアルベルト・トゥメノフとナフション・バレルのウェルター級戦が組まれた同大会は水垣偉弥がACB第2戦に挑む。
水垣がミスター・トライアングルことムラッド・カラモフと戦う以外にも、今回のACBではメイン以上に楽しみな国際戦が見られる。ライト級タイトルコンテンダーのアリ・バゴフは24勝(10敗)中23試合で一本もしくはKO勝ちというフィニッシャーで、うち11試合が1Rでの一本勝ち。加えていうと、ロシアらしく9試合は試合タイムが明らかになっていないチョークでの勝利が記録されている。
ACBイチのサブミッション・ファイターは、Bellatorのフェザー級で注目されたNCAA王者ババ・ジェンキンスを72.5キロ契約戦で横三角で失神させるなど、国際戦でもそのフィニッシャー振りを発揮している。ただし、今回の対戦相手レアンドロ・ブスカペはバゴフが唯一判定勝ちに持ち込まれたエルジソン・バチスタと同じブラジリアンで、さらにいえばUFCで3勝3敗という成績を残している格上ファイターだ。21勝6敗の公式レコードで一度もフィニッシュされたことはない。
柔術ベース、元はウェルター級で堅守のブスカペに対し、バゴフのスラムをされても腕を放さない拘りの関節技が通用するのか、要注目だ。
■ ACB80対戦カード
<ウェルター級/5分5R>
アルベルト・トゥメノフ(ロシア)
ナフション・バレル(米国)
<ライト級/5分3R>
アリ・バゴフ(ロシア)
レアンドロ・ブスカペ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
イブラヒム・チュチュガエフ(ロシア)
イゴール・シヴィリ(カザフスタ)
<ライト級/5分3R>
シャミル・ニカエフ(ロシア)
タイガー・サルナフスキー(ロシア)
<フェザー級/5分3R>
ムハメド・ココフ(ロシア)
タイグロ・コスタ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
ムラッド・カラモフ(ロシア)
水垣偉弥(日本)
<ライト級/5分3R>
イスラム・マコエフ(ロシア)
トニーニョ・フリア(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
イムラン・アバエフ(ロシア)
イズマエル・デ・ジュズス(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ハジロコフ(ロシア)
ルスラン・バリコフ(ウクライナ)
<ミドル級/5分3R>
ハファエル・シャビエル(ブラジル)
グラチェ・バジニアン(ロシア)
<ヘビー級/5分3R>
ハニフ・ミルザマゴメドフ(ロシア)
エブゲニ・エローヒン(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
イフゲイニ・ラズコフ(ロシア)
フセイン・シャイヘフ(ロシア)
<ヘビー級/5分3R>
アミラハン・グリエフ(ロシア)
イリア・バチコフ(ロシア)
<フライ級/5分3R>
ドゥクラハ・アスタミルノフ(ロシア)
ダニエル・サントス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ルスラン・アスエフ(ロシア)
ファン・バブロ・ヴァレラ(アルゼンチン)