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【Pancrase293】アキラと対戦するヒカルド・チルローニ 「2Rまでに終わらせる」

Ricardo Tirloni【写真】公開練習は軽めのシャドーで、会見後にトレッドミルで体重を落とすことに重点を置いていたチルローニ (C)MMAPLANET

1日(木)、4日(日)に東京都台東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase293に出場するブラジリアン・ファイター=ヒカルド・チルローニ、グライコ・フランサ、バーバラ・アシオリが渋谷区の和術慧舟會HEARTSで公開練習を行った。

ここでは元ベラトールファイターで、世界を股にかけて戦うチルローニが共同取材で話したことを紹介したい(※要約)

かつてリッチ・クレメンティやブライアン・コッブに勝利し、ウィル・ブルックス、デイブ・ジャンセン、リック・ホーン、タイガー・サルナスキーという錚々たるファイターと拳を交わしてきた経験値の高いチルローニが、アキラ戦を前に必勝を宣言した。


なんとも歴戦の勇者感がある顔つきをしている

なんとも歴戦の勇者感がある顔つきをしている

──来日は昨日だったのですか。

「そうだよ。これまでナザレノ・マレガリエ、ハファエル・シウバのセコンドで日本に来たことがあるけど、街も綺麗で皆が礼儀正しくて、凄く良い印象を持っている。試合のために日本にくることができて良かった」

──アキラ選手の印象を教えてください。

「とてもタフで危険な対戦相手だ。サウスポーなので、どういう展開になるのか予測はできないね。ランク1位だし、それだけでも危険だといえる。とにかく試合に集中しているよ。特にパウンドが強いので、寝技には注意しないといけないね。

だからといって寝技に集中して準備してきたわけじゃない。これまで通り、あらゆる局面に備えてトレーニングしてきた。もちろん、彼のことはリスペクとしているけど、試合に勝つのは僕だよ」

──勝ち方には拘っていますか。

「2Rまでに終わらせるよ。KOかのサブミッションなのかは分からないけど。判定にならないようにしたい」

──それはホームタウン・デシジョンが怖いということですか。

「そういうことじゃない。ただ、判定勝ちやポイントゲームは好きじゃないんだ。だから1Rで勝つかもしれないし、2Rまでで終わらせたいと思っているんだ」

──ベラトール後はアルゼンチンやスペインなどで試合をしています。

「特に意識しているわけじゃないよ。色々な国のことを知れるのは良いことだけど、特にそうしたくて戦ってきたわけじゃない。たまたまだ。ブラジル、米国、カナダ、コスタリカ、プエルトリコ、アルゼンチン、スペインで戦ってきたけど日本では──ぜひ戦いたいと思っていたんだ。

この試合は僕のキャリアでも大切なモノになるよ。マーシャルアーツの母国にあるパンクラスで初めて戦うことは重要だし、これからも日本で戦い続けたいと思っている。僕の試合をしっかりと見て欲しいッ!!」

■ Pancrase293対戦カード

<フライ級KOPT/5分5R>
[王者]仙三(日本)
[挑戦者]若松佑弥(日本)

<ライト級/5分3R>
アキラ(日本)
ヒカルド・チルローニ(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
三浦彩佳(日本)
ソ・イェダム(韓国)

<フライ級/5分3R>
小川徹(日本)
翔兵(日本)

<ウェルター級/5分3R>
手塚裕之(日本)
グライコ・フランサ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
端貴代(日本)
バーバラ・アシオリ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
コンバ王子(日本)
イズマエル・ボンフィン(ブラジル)

<ウェルター級/3分3R>
GONO(日本)
脇本恭平(日本)

<ライト級/3分3R>
網潤太郎(日本)
丸山数馬(日本)

<ストロー級/3分3R>
リトル(日本)
高島俊哉(日本)

<バンタム級/3分3R>
合島大樹(日本)
河村泰博(日本)

<バンタム級/3分3R>
神田T800周一(日本)
林太陽(日本)

<フライ級/3分3R>
廣中克至(日本)
水谷健人(日本)

<OPライト級/3分3R>
上田淳志(日本)
深谷誠(日本)

<OPフェザー級/3分3R>
齋藤拓矢(日本)
渡辺譲明(日本)

<OPフェザー級/3分3R>
手塚勇太(日本)
DARANI DATE(日本)

<OPバンタム級/3分3R>
萩原一貴(日本)
坂本瑞氣(日本)

<OPバンタム級/3分3R>
中村龍之(日本)
立花恵介(日本)

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