【Affliction】メイン消滅とともに大会キャンセル!!
24日(金・現地時間)、8月1日(土・同)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで行われる予定だったアフリクション『Trilogy』の大会キャンセルが発表された。
同大会はメインイベントでエメリヤーエンコ・ヒョードルとジョシュ・バーネットが対戦予定だったが、バーネットが事前に行われたライセンス更新のための尿検査で、ステロイドのポジティブ反応を示し、大会出場が不可能となっていた。
アフリクション副代表トム・アテンシオは、「他のワールドトップクラスとの対戦を楽しみにしていたが、この短い時間では対戦相手を見つけることができなかった」とキャンセルの理由を語っている。
コミッション認可の大会で、ファイターに契約通りのファイトマネーが支払われない可能性が高い大会には、認可を取り消される事例もあるが、同大会もメインを失ったことで、大きなビジネス的なリスクを背負うことになっていたのだろう。
それにしても大会8日前の勇気あるキャンセル決定は、これ以上ない無責任な判断としてMMA史に永遠に語り継がれるであろう。