【UFC219】トランジッション&サブミッション、エリオットがアナコンダで一本勝ち
<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
Def.2R1分41秒by アナコンダチョーク
マーク・デラロサ(米国)
構えを変えてサイドキックを見せつつ、一気にダブルレッグを決めたエリオットがサイドを取る。デラロサはフルガードに戻し腕十字を仕掛ける。エリオットは持ち上げてスラムでデラロサを2度に渡って叩きつける。腕を抜いてバックに回ったエリオットはバナナスプリトットの要領でデラロサをコントロールしようとする。
そのエリオットを跨いで、上を取ろうとしたデラロサは結局ガードに戻り三角絞めを狙う。エリオットは担いでパスへ。足を戻そうとするデラロサとの攻防が続き、スクランブルになるとエリオットがダースチョークし、マウントへ。これが極まらずバックに回るも前方に落とされたが、すぐにスイープに成功したエリオットが初回を取った。
2R、デラロサがダブルレッグを仕掛けるとエリオットはアナコンダに捉えて引き込む。デラロサの動きに合わせてバックコントロール&腹固めに。デラロサを動かせて、トップをキープするエリオットは、三角絞めを防いでそのままアナコンダへ移行し、タップを奪った。
流れるようなポジショニング&サブミッションで試合を支配したTUF24優勝者は「ロバート・フォリス、アイ・ラブ・ユー。全てにありがとう」と一言、2週間前に亡くなった名コーチに感謝の言葉を述べた。