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【JBJJJF】東京国際─01─ルースターは藤岡が逆転一本勝ち。ライト級で韓国のホ・ジュンヨンが優勝

TIJJC【写真】見事な逆転一本勝ちでルースター級を制した藤岡勇(C)JBJJF

17日(日)、東京都墨田区の墨田区総合体育館でJBJJF主催「東京国際柔術選手権2017」が行なわれた。各クラスで熱戦が繰り広げられる中、RJJの岡本裕士がアダルト黒帯ミドル級&オープンクラスの二階級を制覇する活躍を見せた。まずはアダルト黒帯軽量級の模様をリポートしたい。
Text Takao Matsui

【ルースター級】
2名エントリーのこの階級は、藤岡勇と澤田真琴が決勝を争った。

ダブルガードの展開からトップを取った澤田が、まずはアドバンテージを獲得。
ガードからスイープを狙う藤岡に対して、澤田はゆっくりと片足を抜いていき、パスを奪いそうになるがアドバン止まり。クローズドガードの藤岡。足を割って、再びパスを仕掛ける澤田がアドバンテージを加算。

すると今度は、パスガードに成功して3ポイントを獲得した。さらにニーオンザベリーで2ポイントを追加。完全に澤田ペースかと思われたが、藤岡はボトムから三角絞めを仕掛ける。これを防いでいた澤田に対して、藤岡は腕十字へ移行。完璧に極まり、逆転の一本勝ちで藤岡が勝利を収めた。

01【ライトフェザー級】
パラエストラ千葉の川嶋和哉とリバーサルジム新宿Me,Weの對馬進悟が、決勝で激突。

投げ技が得意な川嶋は、いきなり巴投げを決めてテイクダウンの2ポイントを獲得。ハーフガードの對馬は、スイープを決めて2ポイントを奪い返す。さらに對馬はパスガードを仕掛けるが、川嶋は回り込んでディフェンスした。

攻守が激しく入れ替わる展開となり、ラペルを握った川嶋がスイープを決めて2ポイントを奪うと、そのままバックに回り両足をフックして4ポイントを加算。對馬は川嶋の送り襟絞めを外して逃げるが、スイープを決められてポイントを失う。スイープを奪い返すが、逆にスイープを決められてしまい、この時点で12-4と8ポイントのビハインド。最後はボーアンドアローチョークを極められ、對馬が一本負け。川嶋がこの階級を制した。

02【ライト級】
韓国のホ・ジュンヨンが参戦。ホブソン・タカノと優勝を争った。引き込んだホ・ジュンヨンは、スイープを仕掛けるがタカノが耐える。タカノは掴まれた左袖を切ろうとするが、ジュンヨンのグリップは堅くて解除できない。スイープを決めたホ・ジュンヨンは、パスガードにも成功して5‐0とリードする。サイドポジションをキープするホ・ジュンヨンは、膠着の注意が入るが、バックを奪って4ポイントを加算。そのまま送り襟絞めを極めて、一本勝ち。圧倒的な実力で、この階級を制覇した。

躍進韓国勢が東京国際で結果を残した。

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