【UFC218】ジャスティン・ゲイジーをヒザで倒す、喧嘩MMAキングはエディ・アルバレス!!
<ライト級/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
Def.3R3分57秒by TKO
ジャスティン・ゲイジー(米国)
TUF26コーチ対決、まず右ローを蹴ったゲイジー。アルバレスも右ローを返す。ローの蹴り合いからアルバレスがフック、ゲイジーは大きな振りの右を打っていう。対してコンパクトが打撃か左フックを見せたアルバレスに、ゲイジーはローを入れていく。アルバレスの右アッパー、ゲイジーは右オーバーハンドを打つ。
ゲイジーの蹴り足をキャッチして転がせたアルバレスは、組みに行かず打撃戦もローを効かされる。ショートのアッパー、左ジャブ、右ローを蹴り下ろすゲイジーの圧にアルバレスが下がり気味に。ローで左足が持っていかれるアルバレスが、ボディにアッパーを2つ入れる。アルバレスがここからテイクダウンを狙い、すぐにゲイジーが立ち上がると、またもボディを連打する。
右アッパーをかわされ、右ボディアッパーをゲイジーは被弾する。ボディを痛打され、動きが止まったゲイジーだが左フックを打ち込んでペースは譲らない。ボディの連打が有効なアルバレスはそこから顔面に殴り、テイクダウンのフェイクに続いてボディを連打し、ワンツーをヒットする。右アッパーを打ち、ローを蹴られたアルバレスが、終了間際に前転しながらの蹴りを繰り出した。
序盤はローを効かされたが、中盤以降はボディ打ちに優位になったアルバレスは、2Rも引き続き腹を攻めるか。アルバレスのローに、ローを蹴り返すゲイジー。左右にステップを踏み、頭を揺らしてボディを打ち込むアルバレス。ゲイジーも左ジャブを返し、ボディとローの我慢比べに。
と、アルバレスが右を顔面にヒットさせ、テイクダウン狙いからショートのパンチへ。ゲイジーが打ち返すと、ボディに拳を叩きこむ。ボディから左フックを打つアルバレスが、右ヒザをボディに蹴り込む。ボディ、左右のフック、アッパーと顔面へのヒットも増えたアルバレスが試合をリードする。
ゲイジーは組んでボディにヒザ蹴り、アルバレスは左ジャブを2つ入れてボディにヒザ、さらに左右のパンチを打ち続ける。ボディへのアッパーで動きが止まるゲイジーだが、ここからだとばかりに左フックを打ち返す。この打ち合いは攻勢なのはアルバレス、しかし流れはゲイジーの乱打戦なのか。
右アッパーを決めたアルバレスは、その後もパンチを続けるが打ち疲れも感じられ、体が揺れる。ゲイジーは疲労困憊のなかでテイクダウンを自ら仕掛け、跳ね返されると後方に一回転。立ち上がったところでアルバレスが左の蹴りを入れて、ラウンドを取った。
最終回、左ローを見せたゲイジーは左ジャブを被弾し、テイクダウンのフェイクに掛かりそうになりながら強烈な右ローを入れ、パンチを打ち込む。アルバレスはローでついに引き込む。そしてサウスポーに構えると、ゲイジーは右足にも蹴りを打ち込む。オーソに戻したアルバレスはボディ打ち、そこから顔面にパンチを入れる。ゲイジーは左ハイから、右ロー、パンチ受けてもローを続ける。
と、アルバレスはダブルレッグで組み付いてバックに回る。スクランブルから離れたゲイジーがローを2発入れて、アッパーで顔面を狙う。左ローでもバランスを崩したエディは、クリンチアッパー、そこでローを狙ったゲイジーが顔に拳を打ち付けられる。組まれてもローを入れ、アッパーを思い切り打ち込むゲイジー。アルバレスもふらつきながら、右ヒザ蹴りを入れるとゲイジーが前方に崩れる。アルバレスがパウンドを落とすと、レフェリーが試合をストップした。
ジャスティン・ゲイジーに打ち、蹴り勝ったエディ・アルバレスは「ファンは僕が一番デンジャラスなファイターって分かっただろう。毎日、マーク・ヘンリー、エディ・アルバレスと練習してきたんだ」と語った。