【UFN115】アブドゥルカリム・エディロフ、鮮烈UFCデビュー。ミハイロビッチを相手にせず
<ライトヘビー級/5分3R>
アブドゥルカリム・エディロフ(ロシア)
Def.2R2分32秒by TKO
ボヤン・ミハイロビッチ(セルビア)
またも世界の舞台に表れたチェチェン戦士エディロフが、サウスポーの構えから左ロー、そして左ミドルを蹴り込む。前足を蹴られるミハイロビッチは、エディロフのフェイクに大きく反応し、パンチを打つ際には頭が下を向いてしまっている。エディロフは右を伸ばしてヒザ蹴り、右アッパーを当てて組み付くと首相撲からヒザ蹴りを入れる。直後にシングルレッグでテイクダウンに成功したエディロフは流血のミハイロビッチにパウンドを落とし、ボディから軌跡の違う右のパウンドを打ち込む。
クローズドガードのミハイロビッチは時折り腰を切るが、腕十字には至らずパンチを集中されるように。エディロフの勢いが増したパウンド、鉄槌を打建て続けるとついにガードが割れ、バックを譲ったミハイロビッチ。後方からパンチを打ち続けたエディロフが初回を圧倒した。
2R、ミハイロビッチの右にエディロフも右、そしてヒザ蹴りをボディに突き刺す。前に出てきたミハイロビッチに右アッパーを当てたエディロフはヒザ蹴りからシングルレッグ、初回に続き、ボディに顔面にパウンドで攻めこむ。懸命にクローズドを取るミハイロビッチは、スクランブルにすら持ち込めず右の連打を受けてついにレフェリーが試合を止めた。