【Polaris05】宇野、シャオリンのRNCで失神……
<ノーギ72.7 キロ契約/15分1R>
ヴィトー・シャオリン・ヒベイロ(ブラジル)
Def.7分25秒 by RNC
宇野薫(日本)
立ち技の展開から、シャオリンがシッティング。手繰ってからシングルレッグで上を取る。マット中央に移動し試合が再開し、シャオリンがパスに成功する。サイドを取られた宇野は一瞬背中を向けてスクランブルに持ち込もうとしたが、シャオリンはそれをバックに回りつつ三角クラッチから腕十字へ。右腕を取られた宇野はヒジを抜いてエスケープに成功し、トップを取る。
ハーフのシャオリンに対し、ワキ差しパスを狙う宇野。シャオリンはシングルから立ち上がると、ここで両者が間合いを取り直す。再びシッティングガードからハーフになったシャオリンに対し、宇野はニンジャチョークをセットアップしつつ右腕を差す。
右腕を差してきた宇野をスイープしたシャオリンがバックコントロールへ。スクランブル狙いで動き続ける宇野をワンフック、そして両足でフックしたシャオリンがRNCへ。タップをしなかった宇野が失神し勝負は決した。
「ずっと追いかけて来た人と戦えたハッピーだ。2度ほど戦う可能性もあったし、修斗とDREAM、同じイベントに出ていた。それに僕のコーチと対戦しているしね。僕は日本と関係が深かった。ファイター、人々をとても尊敬している。彼のBJJの試合をチェックしてきた。MMAから柔術界に飛び込んでくるのは素晴らしいし、ADCCの試合も思い出し楽しかった。2度ほど対戦する可能性もあった宇野と戦えてハッピーだ」とシャオリンはコメント。
一方、宇野は「強かった。悔しい。楽しめました。ポラリスは凄く楽しかった。また出たい。グラップリングが元々好きなので、ポラリスに出られるのが凄く楽しみにしていました。いっぱい練習もしてきました。ただ、結果が残せなかったことは悔しいですけど、また出たいと思います」と話した。