【Gladiator004】レッツ豪太がイ・ヒョンソクに手堅く判定勝ち、ロードFC出場をアピール
【写真】ロードFCはレッツのアピールをどのように受け止めるのか (C)MMAPLANET
13日(日)に和歌山市の和歌山ビッグウェーブで開催されたGladiator004。新体制以降、西日本のMMA界で特別な存在感を持つようになったグラジエイターにとって、3度目となる和歌山大会のレポート第3弾は、ウェルター級王者レッツ豪太が3月の判定前から、復活を賭けたイ・ヒョンソク戦をお届けする。
<ウェルター級日韓対抗戦/5分2R>
レッツ豪太(日本)
Def.3-0
イ・ヒョンソク(韓国)
3月大会でキム・ギョンピョに判定負けを喫したレッツが、背水の陣を敷いて復帰戦に臨んだ。オーソのイ・ヒョンソクの前進からのパンチに右に回って右フックを被せていくレッツ。右ローをチェックしたイ・ヒョンソクが左ロー、組み付くと自らマットに背中をつけて引き込む。この展開にイ・ヒョンソク自身が持ち込むとレッツは楽になる。バタフライガードを潰してパスを狙うと、イ・ヒョンソクはクローズドガードへ。
ここでイ・ヒョンソクの頭がレッグレッツの目に当たり、試合は一時中断。すぐに同じ態勢からリスタートが切られる。腰を浮かしたレッツの両太ももの裏に足を当てたイ・ヒョンソクは、殴られそうになりながら体を起こしてダブルへ。レッツは潰してバックへ。足をフックしようとするレッツに対し、イ・ヒョンソクが胸を合わせようとする。レッツは判断良くバックでなくトップへ。と、残り30秒でレッツは足関節を狙う。外ヒール狙いを逃れたイ・ヒョンソクが立ち上がったところで初回が終了した。
2R、右を当てるレッツに対してイ・ヒョンソクがローを連続で蹴っていく。さらに左ミドルを見せたイ・ヒョンソクは、飛びヒザをキャッチされていうダウンを取られてしまう。打撃が単発で、レスリングに淡泊なイ・ヒョンソクのガードのなかでパンチを入れ、パスを狙う。イ・ヒョンソクの蹴り上げから試合がスタンドに戻ると、レッツが右を当ててダブルレッグへ。これは遠く、イ・ヒョンソクが左ストレートを伸ばす。距離が狭まると、イ・ヒョンソクの右ボディフックがレッツの鳩尾の辺りに、直後に右前蹴りを三角気味に蹴り込むと、イ・ヒョンソクが嫌がる。
その後も打撃で遅れを取ることなく、飛びヒザの着地に右を合わせたレッツはローと左を被弾する場面もあったが、右を返しペースを譲ることはない。
局面を打開できないイ・ヒョンソクが手をマットに着いて蹴りを見せるも、バランスを崩しガードを強いられ万事休す。パウンドを落としつつ、トップをキープしたレッツが判定勝ちを収めた。
堅実に戦い、9カ月振りの勝利を手にしたレッツは「これで韓国人選手と3回連続戦って2勝1敗。いつもに日本に来てもって悪いんで、次は僕がロードFCのウェルター級で戦いたいと思います」とマイクアピールした。
■Gladiator004試合結果
<バンタム級/5分2R>
南出剛(日本)
Def.2R0分26秒by TKO
土肥“聖帝”潤(日本)
<GLADIATORフライ級王座決定戦/5分3R>
加マーク納(日本)
Def.3-0
NavE(日本)
<GLADIATORバンタム級王座決定戦/5分3R>
角田成建(日本)
Def.3-0
渡部修斗(日本)
<ウェルター級日韓対抗戦/5分2R>
レッツ豪太(日本)
Def.3-0
イ・ヒョンソク(韓国)
<ライトフライ級(※54.4キロ)/5分2R>
宮城友一(日本)
Def.2R3分30秒by RNC
ふじい☆ペリー(日本)
<68.1キロ契約/5分×2R>
岩田啓輔(日本)
Def.1R2分27秒by TKO
大道翔貴(日本)
<バンタム級日韓対抗戦/5分2R>
竹本啓哉(日本)
Def.2R4分09秒by横三角
ファン・ソンジュ(韓国)
<バンタム級/5分2R>
平田丈二(日本)
Def.3-0
林優作(日本)
<バンタム級/5分2R>
國頭武(日本)
Def.2R1分06秒by RNC
辻川力也(日本)
<ウェルター級/5分2R>
鈴木道場長(日本)
Def.3-0
別府敬祐(日本)
<バンタム級/5分2R>
チャッピー盛坪(日本)
Def.2-1
北崎拓実(日本)
<ストロー級/5分2R>
尾崎龍紀(日本)
Def.2-0
木村旬志(日本)
<バンタム級/5分2R>
瀧口脩生(日本)
Def.2R4分44秒by ギロチンチョーク
井口翔太(日本)