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【DWTNCS02】判定勝ちしたアウトロー、ガックシ……

<ウェルター級/5分3R>
シドニー・アウトロー(米国)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28
マイケル・コーラ(米国)

リング・オブ・コンバットのライト級王者アウトローがすぐにシングルレッグでテイクダウンに成功する。両足を束ねて、四の字ロックで固めたアウトローは、コーラの左手を払ってマットに背中をつかせる。細かいパンチを入れ、しっかりと抑えるアウトローは、コーラが立ち上がるとバックを制す。自ら尻餅をついて、仰向けでバックマウントに成功したアウトロー。懸命に喉下を守るコーラにRNCを仕掛け続けたが、タイムアップに遮られた。

2R、コーラが左ハイを見せて、アウトローの重心を上げようと試みる。しかし、その蹴り足を掴まれ初回と同様にシングルレッグを決められる。左足を両足で挟まれ、右足の足首を取られたコーラは、バックマウントを取られる。RNクラッチからゲイブルクラッチ、パームトゥパームと組み方を変えてチョークを狙ったアウトローだが、コーラがこのラウンドも防御し切った。

3R、コーラが左ハイをケージを背にしたアウトローに当てる。しかし、テイクダウンを警戒しその後のない。テイクダウン対策のはずの右アッパーにシングルレッグを合わされたコーラは、またもテイクダウンを取られる。残り2分でレフェリーがブレイクを命じる。スタンドに戻ったコーラは勢いづき、ハイキック&パンチを放っていく。

アウトローはテイクダウン狙いから引き込む。パウンドの連打を繰り出すコーラだが、ここも後が続くかない。頭を抱えて時間の経過を待つアウトローに対し、コーラがパウンドを乱打するもタイムアップに。

判定勝ちしたアウトローは笑顔はなく、バックステージでも腰を下ろして「RNCが極まらなかったのは、分からない……。ダナはフィニッシュを求めているし、やるだけはやったんだけど……。あいつ、何だよ……あの粘り。力を使い過ぎてバテちゃったかな」と話し肩を落とした。

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