【JBJJF】北陸柔術選手権 第1回大会、団体優勝はFellows。黒帯ライトフェザーは大久保が制す
【写真】初の北陸選手権。黒帯ライトフェザー級優勝は大久保康史、準優勝は井上祐弥となった(C)JBJJF
18日(日)、新潟県・上越市高田スポーツセンターでJBJJF主催の「第1回北陸柔術選手権」が開催された。北陸でブラジリアン柔術をさらに広めるために行なわれた同大会は、新潟県のFellowsが団体優勝を遂げている。
Text by Takao Matsui
アダルト黒帯ライトフェザー級は、Fellowsの大久保康史が準決勝で中野雅士と対戦。引き込んできた中野に対して、パスガードに成功。すかさずニーオンザベリーで2ポイントを加算した。ポイントを挽回したい中野だが、タイムアップとなり大久保が決勝進出を決めた。
もう一つの準決勝は、佐渡ブラジリアン柔術クラブの井上祐弥が敗者復活の中野雅士と相対した。ボトムからスイープをうかがう井上は、ストレートフックロックで一本を狙いにいく。これを防がれるとニーバーに切り替えて一本勝ちを奪い、井上が決勝へ駒を進めた。
決勝戦は、大久保と井上の顔合わせ。ダブルガードの体勢となり、大久保が立ち上がりアドバンテージ1を先取。井上はハーフガードからスイープを狙う。さらにアドバンテージを追加した大久保は、足を抜きにかかる。これを許さなかった井上がクローズドガードに戻し、逆転のチャンスをうかがう。再びハーフガードをとった井上が、下から腕十字を仕掛けるがアドバンテージ止まり。最後まで手に汗握る攻防は、アドバンテージ差で大久保が井上を破り、北陸初代王者となった。
■主なリザルト
【団体成績】
優勝 Fellows
準優勝 レナトゥス柔術アカデミー
3位 飛翔塾 SORA
【アダルト黒帯ライトフェザー級】
優勝 大久保康史(Fellows)
準優勝 井上祐弥(佐渡ブラジリアン柔術クラブ)
3位 中野雅士(OVER LIMIT MARSJJC)