【Deep Cage】上迫×石司で今成が返上のフェザー級王座決定戦&しなしも出場
【写真】今成の返上によりフェザー級王座を賭けて戦うこととなった石司と上迫 (C)KAORI SUGAWARA
7日(水)にDEEPより、7月15日(土)に東京都文京区・後楽園ホールで開催されるDEEP CAGE IMPACT 2017の追加カードおよび、フェザー級チャンピオン今成正和のベルト返上が発表された。
その今成の王座返上により同大会で上迫博仁と石司晃一の間で王座決定戦が組まれる。シャッフル打撃を取り入れ、上迫はキャリア11勝6敗。Road to UFC JAPAN出演者対決となった昨年4月の長倉立尚戦の敗北移行、シャッフルをより前面に打ち出し上迫クルーズの異名を取るようになった。Road FCではホン・ヨンギに31秒KO勝ち、3月にはガイ・デルモをTKOを下し、その成果が結果に結びついている。
一方、石司は5月大会で大塚隆史とのバンタム級王座決定戦で敗れたばかりだが、階級を上げて異例の2試合連続で王座決定戦を戦うこととなった。
同大会ではDEEPウェルター級GP決勝=長谷川賢×住村竜市朗、メガトン級選手権試合=王者シング・心・シャディブ×ロッキー・マルチネスが既に組まれており、3階級のタイトル戦が行われることになる。菊野克紀×江藤公洋もマッチアップされているなか、今回の発表では3月のロードFCでの敗北から仕切り直しを図る、しなしさとこの出場も明らかとなっている。
トップファイターが多数出場する同大会で、フェザー級のベルトを賭けて戦う両者のコメントは以下の通りだ。
上迫博仁
「自分はDEEPの運営スタッフとして働いた事もあり今回のタイトルマッチに懸けている思いが違う。誰が相手でもKO一本で終わらせる。対戦相手について全く気にしていないがDEEPフェザー級チャンピオンになるに相応しい試合をします」
石司晃一
「前回の大塚隆史戦ではスピリットの判定で敗れ悔しい思いをしました。そんな中、異例とも言える今回のフェザー級タイトル戦のお話を頂きた時には正直戸惑いました。しかし、これもこれまでの自分の実績が評価された結果と思いこのビックチャンスに挑む事となりました」(原文ママ)