【KSW39】計量終了 規格外のパブ計量に見え隠れしたポーランドMMAの神髄??
【写真】色々と趣向が凝らされたパブリック計量だった(C)KSW
26日(金・現地時間)、27日(土・同)にポーランドのワルシャワ国立競技場ことPGEナルドヴィで行われるKSW39 「Colosseum」のパブリック計量&フェイスオフが行われた。
バンドの生演奏、しかも歌までつくというあまり前例のなりバブリック計量は屋根のある屋外会場で行われ、多くのファンを集めて盛り上がった。
KSWフェザー級王者マルチン・ロゼクに挑戦するクレベル・コイケは日の丸とブラジル国旗をミックスしたハチマキをして登壇。非常に落ち着いた雰囲気だった。本計量を済ませているということもあり、多くの出場選手がリラックスして健闘を称え合うなか、ライト級王座防衛戦に臨むマテウス・ガムロはガチ・モードでノーマン・パークに突っかかり、関係者が慌てて止めに入るシーンも見られた。
さらにはここまでも──という筋肉を誇示するルーマニアのロベルト・ブルネイカはなど、世界標準は見られなくなった破格のファイターが続々とステージに上がった公開計量。ヘビー級王者フェルナンド・ロドリゲス・ジュニオールに挑むマルチン・ロザルスキは全人はおろか、顔面にもタトゥーが彫り込まれたファイターで、基本的にスキンヘッド+タトゥーorボディペイントのマッチアップが多いなか、五輪銅メダリストのダミアン・ヤニコフスキまでも大きな彫り物が見られるのは驚かされた。
その〆はメインで戦う階級を越えたチャンピオン対決=ウェルター級王者ボリス・マンコフスキー×ミドル級王者マメッド・ハリドヴという実力派対決。特ハリドヴはタトゥーもなく、微笑を浮かべて逆に異彩を放つような形で存在感を示していた。
KSWにとって初のスタジアムショーは、未知のポーランドMMA界のショーケース──その全て要素が散りばめられていそうだ。
■ KSW39計量結果
<ミドル級/5分3R>
ボリス・マンコフスキー: 81.9キロ
マメッド・ハリドヴ: 81.9キロ
<ヘビー級/5分3R>
マリウス・プシャノウスキー: 114.3キロ
ティベリヨシュ・コバルチュ: 110.3キロ
<KSWヘビー級選手権試合/5分3R>
[王者]フェルナンド・ロドリゲス・ジュニオール: 111.4キロ
[挑戦者]マルチン・ロザルスキ: 110.6キロ
<ヘビー級/5分3R>
パベウ・ラク: 123キロ
ロベルト・ブルネイカ:125キロ
<KSWライトヘビー級選手権試合/5分3R>
[王者]トマス・ナルクン: 93.0キロ
[挑戦者]マルチン・ボイチク: 92.9キロ
<ライトヘビー級/5分3R>
ウカシュ・ユルコフスキ: 93.2キロ
ティエリー・ソクジュ: 93.5キロ
<KSWライト級選手権試合級/5分3R>
[王者]マテウス・ガムロ: 70.3キロ
[挑戦者]ノーマン・パーク: 70.1キロ
<KSWフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]マルチン・ロゼク: 65.5キロ
[挑戦者]クレベル・コイケ: 65.6キロ
<ヘビー級/5分3R>
ミハウ・キタ: 104キロ
ミハウ・アンドレシャク:114.8キロ
<ミドル級/5分3R>
ダミアン・ヤニコフスキ:84.4キロ
ジュリオ・ガレゴス:84.9キロ
<女子フライ級王座決定戦/5分3R>
アリアネ・リプスキ: 56.6キロ
ディアナ・ベルビタ: 56.5キロ