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【UFN108】カブ・スワンソンが善戦&健闘アルテム・ロボフに快勝

<フェザー級/5分5R>
カブ・スワンソン(米国)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
アルテム・ロボフ(ロシア)

サウスポーのロボフがスワンソンの蹴りに左を伸ばす。続いて組み合った両者、オクタゴン中央からロボフがケージにスワンソンを押し込む。一本足ディフェンスのスワンソンに対し、立てていたヒザをすくったロボフがテイクダウを奪う。立ち上がったスワンソンが左を打って前へ。ロボフは左ミドルを返す。スワンソンは右ミドルを入れて、右を伸ばすも──盟友コナー・マクレガー張りに腰からすっと頭の先まで一直線のロボフの顔面を捉えることができない。

勢いのある右ローを蹴ったロボフは、右から左を伸ばす。さらに左ボディを入れる。左右のフックを放つロボフはスワンソンの前進にアッパーを伸ばす。スワンソンも左ハイがストレートを入れたが、初回はロボフが取った。

2R、ワンツーからローで前に出るロボフに、右を当てたスワンソンの右ハイキックが襲う。さらに右が届くようになってきたスワンソンは左フックを当てる。さらに左ミドルを蹴ったスワンソンに対し、ロボフはオーソからサウスポーへ。ロボフに合わせてスワンソンも構えを変えて、ケージ中央のクリンチの展開では小外を耐えてヒザを入れる。と、スワンソンは左腕を差し上げてテイクダウンに成功する。

左右のパンチを受けたロボフは足関節狙いも、マウントからバックマウントを許す。後方からパンチを入れRNCを狙うスワンソンは、立ちがったロボフの背中から下りる。左から右を入れ前に出たスワンソンはラウンドを取り返した。

3R、右ボディを入れたスワンソンにロボフが左ストレート、右フックをヒットさせる。打ち合いに持ち込んだスワンソン、ロボフも予想以上に打たれ強い。スワンソンは右を2発、ストレートとオーバーハンドを打ち分けて当てていく。ロボフも腰を落とした棒立ちのような構えから左フック、右をヒットさせる。スワンソンは思い切り踏み込んで右フックを打ち込み、さらに右ハイ。体が揺れたロボフは左を返すも右を受け、腰が高くなっている。

ロボフにドクターチェックが入り、再開後にスワンソンの左フックが顔面を捉える。今度は左フックから左ハイがロボフの顔面を掠める。どんどんスワンソンの拳がロボフを捉えるようになり、パンチを打つ際に頭が出るように。こうなるとスワンソンの右がロボフを捉える。スワンソンは続くトルネードキックをキャッチされ、テイクダウンを奪われるも即、ラウンド終了となった。

4R、アッパーを当ててロボフがダブルレッグへ。ケージに押し込まれたスワンソンはヒザを入れて、体を入れ替える。離れた両者、ロボフはパンチを打つと顔が前にでて姿勢が乱れている。クリンチの展開から、スワンソンはスピニングバックエルボーをヒット!! らしい攻撃に続き、左フックを当てたスワンソンは、左ジャブを連打する。疲労の目立つロボフだが左右のフック、蹴り、テイクダウンと攻め手を緩めない。しかし、右を被弾して体を揺れると左フックから右ストレートを打たれる。スワンソンの後ろ回し蹴りが空を切り、試合は最後の5分へ。

最終回、スワンソンの一礼にロボフも頭を下げて戦闘開始。まずスワンソンが左フックを当てる。ケージ際の組み合いとなると、ロボフは差し上げテイクダウンを狙う。倒れなかったスワンソンは左フックから右を入れる。再び、接近戦から胸を合わせた両者はヒザを見せて離れる。ロボフはすぐにシングルレッグからドライブし、ケージ際にスワンソンを押し込む。

左ヒザを顔面に届かせたスワンソンは、無理をしない。残り90秒を切り、スワンソンがワンツーを打ち込む。左フックから左ハイの連携を繰り出し、勝利に近づくスワンソン。残り30秒に、見事な払い腰を決めてテイクダウンを奪ったスワンソンは、最後打ち合いでもスピードでロボフを凌駕し3-0で判定勝ちを収めた。


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