【Pancrase285】フェザー級KOPT調印式。田村「フィニッシュする」×マレガリエ「ベルトを持って帰る」
【写真】アルゼンチン国旗をあしらったサッカーの代表ユニホームを着て調印式に臨んだマレガリエとチャンピオン田村 (C)PANCRASE
9日(木)、東京都新宿区のパンクラスオフィスで12日(日)に江東区ディファ有明で開催されるPancrase285で組まれているフェザー級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチの調印式が行われた。
Special thanks to Mr.Yasushi Sakamoto & Mr.Ryoji Yoshida
アンディ・メインの王座剥奪により、暫定王者から正規王者となった田村一聖と、高谷裕之&ガイ・デルモに連勝しタイトル挑戦を決めたナザレノ・マレガリエが出席し、まずチャレンジャーが「彼のベルトを獲るためだけにアルゼンチンからここにやってきた。ベルトを巻いてアルゼンチンに帰るよ」と抱負を語る。対して田村は「メインの試合なので良い試合をし、フィニッシュして……絶対に勝ちます」と話し、質疑応答に入った。
──互いの印象を教えてください。
マレガリエ 良いファイターだ。リスペクトしている。でも、これまで2度もこの遠い場所で戦い勝ってきた。今回も何も違いはない。彼より完成度が高いし、立ち技でも寝技でも臨んだ局面で戦う。どの局面でも僕の方が優れている──勝つのは僕だ。
田村 自分の戦いに徹して、戦い抜くタフな良い選手です。絶対に良い試合になると思うけど、僕がフィニッシュして勝ちます。
──初防衛戦ということで、これまでの試合と違う心境などはありますか。
田村 全くないです。勝って獲ったベルトじゃないので、ベルトを獲りに行くぐらいの気持ちで戦います。
──パンクラスのベルトに対する想いを教えてください。
マレガリエ 僕のキャリアの中で最も大切な試合になる。今回のキャンプは本当にモチベーションも高くて、最高の時を迎えることができる。彼は僕を殺しにくるだろうし、僕もそうだ。そして僕が勝つ。MMAを始める10年前に日本のビッグショーを見て、今回3度目の来日でパンクラスの王座に挑戦できる。夢が現実になった。ずっとベルトを巻いて、家に帰ることを想像しているんだ。
──どのようなフィニッシュをイメージしていますか。
田村 スタンドでもグラウンドでも圧倒して、KOでも一本でもフィニッシュしたいです。
──パンクラスのフェザー級は激戦区になっており、その頂点に立っています。
田村 日本で良い大会だと思っているので、良い選手もたくさんいるし。その大会のメインイベントで、タイトルマッチなので良い試合をします。
この後、両者が出場誓約書に調印しフェイスオフを行った。
■ パンクラス285対戦カード
<バンタム級8人制T1回戦/3分3R>
平岡将英(日本)
坂野周平(日本)
<バンタム級8人制T1回戦/3分3R>
三村亘(日本)
髙城光弘(日本)
<バンタム級8人制T1回戦/3分3R>
萩原一貴(日本)
井上皓平(日本)
<バンタム級8人制T1回戦/3分3R>
山本哲也(日本)
林大陽(日本)
<ライト級/3分3R>
深谷誠(日本)
小島祥雄(日本)
<フェザー級/3分3R>
齋藤拓矢(日本)
飯田正一(日本)
<フライ級/3分3R>
中村龍之(日本)
平田丈二(日本)
<フライ級/3分3R>
杉山廣平(日本)
鈴木千裕(日本)
<フライ級/3分3R>
三澤陽平(日本)
赤崎清志朗(日本)
<フェザー級K.O.P.T./5分5R>
[王者] 田村一聖(日本)
[挑戦者] ナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン)
<フライ級K.O.P.T./5分5R>
[王者] 神酒龍一(日本)
[挑戦者] マモル(日本)
<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ビクター・ヘンリー(米国)
<フライ級/5分3R>
仙三(日本)
タテキ・マツダ(日本)
<ストロー級/5分3R>
三浦彩佳(日本)
マグダレナ・ソルモバ(チェコ)
<ウェルター級/3分3R>
近藤有己(日本)
奈良貴明(日本)
<フライ級/3分3R>
若松佑弥(日本)
上嶋佑紀(日本)
<バンタム級/3分3R>
TSUNE(日本)
合島大樹(日本)
<ストロー級/3分3R>
早坂優瑠(日本)
井島裕彰(日本)
<バンタム級/3分3R>
ハルク大城(日本)
滝田J太郎(日本)
<フェザー級/3分3R>
稲葉聡(日本)
杉山和史(日本)