【Bellator172】コンゴがTDnパウンドで、トンプソンに圧勝
<ヘビー級/5分3R>
シーク・コンゴ(フランス)
Def.3-0:30-25.30-25.30-26
オリ・トンプソン(英国)
上半身を振って前に出るトンプソン。右ローから右フックを狙う。間合いを外したコンゴが左ジャブを当てる。ジャブを続けるコンゴが左ロー。トンプソンが右を合わせる。距離を詰めたコンゴが右を当てるも、直後にトンプソンの右を被弾して腰が一瞬落ちる。試合は組み合いに転じ、トンプソンがケージにコンゴを押し込む。と、コンゴのヒザが急所に入ってしまう。
再開後、トンプソンが右を入れると、互いに左を当てる。コンゴは右を入れてダブルレッグでテイクダウン、アームロック狙いを切ってエルボーを落とす。潜るトンプソンにヒジを続けて落としたコンゴが右のパウンドへ。立ち上がろうとトンプソンにパンチを入れ、首相撲からヒザ蹴り。右を入れ、ヒザを続ける最中に初回終了の合図が鳴った。
2R、トンプソンが右を入れて組み付く。体を入れ替えたコンゴがここでもテイクダウンに成功して、パウンドを継続して落とす。ワキ腹にエルボー、顔面に拳&ヒジを思い切り入れるコンゴの一方的な展開に。殴られながらも、フックガードから足関節を狙ったトンプソンだが、これを潰したコンゴのヒジ打ちが続く。さらに左右のパウンドの連打にトンプソンが懸命に潜ろうとする。トンプソンは殴られながら、ラウンド終了を迎えた。
最終回、左の前蹴りをボディに入れワンツーを打ちこむコンゴ。トンプソンのテイクダウン狙いを切ったコンゴがヒザをボディに連打し、ダブルレッグでテイクダウン&マウントへ。トンプソンがハーフに戻したが、コンゴは構わずパンチ&エルボーを打っていく。左右の連打を受けるトンプソン、もう試合を止めても良いのではないだろうか。
ガードを取り続け、足を効かせようとするトンプソンが果たしなく殴られる。残り1分、マウントに入ったコンゴの鉄槌、エルボーを被弾するのみのトンプソンはタイムアップまで持ちこたえたが、判定で勝ち目はなかった。