【RFC35】スーチョル、危なげない試合運びで清水俊一に一本勝ち
<バンタム級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
Def.2R3分49秒 by 腕十字
清水俊一(日本)
当初、元UFCファイターのスコット・ヨルゲンセンと対戦を予定していたスーチョル。しかしヨルゲンセンが左ヒザの負傷で欠場→清水と対戦することになった。
スーチョルはローとバックスピンキックを見せて前に出る。タックルを切られた清水は自らハーフガードに引き込む。クローズドガードに戻した清水は下からスーチョルの手首を掴んで細かくパンチを入れる。スーチョルが手首を切って鉄槌を落とすと、清水はヒップスローから立ち上がる。
スーチョルは清水のタックルにフロントチョークを合わせて、そのままトップキープする。一旦、距離が離れると、レフェリーはブレイクを命じる。
再開後、スーチョルは右ストレートでプレッシャーをかけ、タックルを切られた清水は再び引き込む。立ち上がったスーチョルは足へのバックキックを繰り出し、足を振ってサイドポジションへ。清水の左腕を両足で挟んでパンチを連打する。腕を抜いた清水が脇を差して起き上がろうとしたところでラウンド終了となる。
2R、打撃でプレッシャーをかけるスーチョル。清水のタックルに左ミドルが合う形になり、そのまま清水がグラウンドで下になる。1R同様にクローズドガードから展開を作ろうとする清水だが、立ち上がったスーチョルがパンチを強振。そのままマウントポジションへ移行する。
身体をホールドしてディフェンスに徹する清水だがポジションを返すことは出来ず。逆にスーチョルは清水の身体を突き放してパンチを落とし、最後は万全の態勢から腕十字を極めた。