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【RFC14】2月9日、ソウルで久米復帰戦。山上がRFCデビュー

Mikihito Yamagami vs Jo Nam-Jin

【写真】山上幹臣のRFCデビュー戦は、チームMAD所属のチョ・ナムジン。手強い相手だ (C)MMAPLANET

22日(水・現地時間)、RFCより2月9日(土・日)に韓国ソウルのソウル・オリンピックホールで開催されるRFC14に日本から久米鷹介、山上幹臣が出場し、それぞれエドゥアウド・シモエス、チョ・ナムジンと対戦することが正式発表された。

21日(火・同)になぜか24日(土・同)付でプレス発表があったメインイベント、RFC初代フェザー級王座決定戦=クォン・ベヨン×チェ・ムギョム戦に続き、同大会のカードは3試合が明らかになったことになる。昨年、ライト級T決勝=王座決定戦とその再戦で2度に渡りナム・ウィチョルに敗れた久米鷹介の復帰戦は、BTTの所属のシモエスとなった。シモエスは7勝2敗1分1NCというキャリアの持ち主。当初、カーウソン・グレイシー柔術のブルーノ・ミランダという声も挙がっていたが、年末にはシモエスに決定した。

Takasuke Kume【写真】久米にとって、キャリア初のブラジル人と対戦となる(C)MMAPLANET

07年のMMA4戦目から負け知らずのシモエス、4つの一本勝ちは全てがヒールフック。しかも、サウスポーの構えからテイクダウンで倒し、トップからでも足関節を仕掛けていく今では珍しいタイプのファイターといえる。日本でキャリア再構築も考えられた久米だが、ケージ&海外勢との対戦という点を踏まえ、RFC継続参戦を決めた。

RFC6戦目の久米と同時発表となった山上は、これがRFC初出場で海外での試合も始めてとなる前修斗世界フライ級(※52キロ)チャンピオンだ。RISE出場経験もあり、ムエタイ+レスリングの有効も進める山上は、UFC参戦を目指し56キロに転向。昨年6月には、その転向初戦で日本の56キロ級のトップであるマモルをVTJ 2ndで下している。対戦相手のチョ・ナムジンは、戦績こそ7勝6敗だがバンタム級から転向でフィジカルでは明らかに山上の上を行く。加えて母国での韓国勢の強さを鑑みると、厳しいRFC初戦といえるだろう。

メインのRFCフェザー級王者決定戦は、昨年6月から行われてきたトーナメントの決勝で、初戦で事実上の決勝戦といわれた小見川道大をクリアし、準決勝でも日本の梅田恒介にボディへのヒザ蹴りで秒殺している韓国フェザー級国内選手で最強といえる。対して、チェ・ムギョムはトーナメント初戦でオランダのチェ・ムギョムを判定で下しているが、レベルとはクォ・ベヨン×小見川とは比較にならない試合内容だった。準決勝もキル・ヨルボックの計量失敗により不戦勝で勝ち上がったチェ・ムギョム、圧倒的に分の悪い晴れ舞台となる。

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