【RFC Korea01】試合を明日に控えて、福田力「勝ち方に拘る」
【写真】2014年のRaod FCのスタート、メインは福田×キム・フィスンから始まる (C)MMAPLANET
18日(土・現地時間)、韓国ソウルのグランドヒルトン・コンベンションセンターで開催されるROAD FC Korea01で、キム・フィスンと戦う福田力。
計量を終え、残すは試合ばかりとなった福田にこれまでの調整具合と試合に心境を訊いた。
──計量を終えて、明日は試合に臨むばかりの福田力選手です。ソウルでの試合、何かここまで勝手が違うということはありましたか。
「直前に入ること、何が起こるか分からないので日本にいるうちから、いつもより早目に体重を落とすようにしていました。まぁ、近くても国が違うので。UFCは完璧にケアをしてくれるので、そういうものを期待していると、どんな目にあうか分からないので、慎重にやってきたのですが、RFCは凄く良くしてくれています。何も不自由なく過ごせています。
計量でも言葉は通じないのですが、セコンドの山宮さんが体重計を目で見て、不正はないことを確認させてくれるなど気遣いもありました。凄くフェアにやってくれていると思います。日本語が話せるスタッフもいますし。普通に意思疎通もできています」
──早めに体重を落としたということですが、水抜きの方は?
「2キロほどですが、やりました。走ってでも落せるようにしてきたので、問題はなかったです」
──水抜きが2キロだと、リカバリーが少なくなるようなことはないですか。
「どうなんでしょうね。あれから体重に乗っていないので正確な数字は分かりませんが、体調は良いです。食べて落すことを心掛けていまいた。動いて食べて落す。飛行機で、絶食状態でグタッとなる様な移動はしたくなかったので。ソウルに来ても、凄く寒いと思っていたのですが、想定内の寒さでそれも問題ないですし、良い感じで仕上がっています」
──計量の席で対戦相手のキム・フィスンと顔合わせをしました。
「相手も良い感じでコンディションを作っているようです。まぁ、明日は徹底的にやってやろうという感じです」
──計量の時は、凄く落ち着いて見えました。
「相手の出方によりますけど、計量から入れ込んでも疲れてしまうので、スイッチを入れるのは試合の直前で良いと思っています」
──やってやるという部分ですが……。
「そういうのが皆、見たいだろうし、自分もそういう試合がしたいのでフィニッシュを狙っていきます。いけばリスクは発生しますが、勝ち方にも拘っていきたいです」
──UFC時代は勝つのが大前提。RFCなので、勝ち方に拘るということでしょうか。
「もちろん、勝つことが一番大切です。ただ、自分も記憶に残るような勝ち方がしたいというのはあります。最近のUFCを見ていても、要はフィニッシュが求められているんだろうし。そこを良い方に捉えて、自分を変えていければと。別にノーガードで殴り合うわけでなく、テイクダウンからパウンドやサブミッションも含めて、フィニッシュを狙うということです。常に動きを止めない試合をし、その上でフィニッシュに結び付けることができればと。気合を入れて頑張ります」
■RFC Korea01計量結果
<ミドル級/5分3R>
福田力(84キロ)
キム・フィスン(84.45キロ)
<72キロ契約/5分3R>
クォン・アソル(71.9キロ)
モスタファ・アブドラヒ(70.45)
<フェザー級/5分3R>
イ・ユンジュン(65.7キロ)
キム・ウォンギ(65.95キロ)
<ライト級/5分3R>
イ・ヨンジェ(70.5キロ)
ジョン・ドゥジェ(70.5キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジョン・オジン(84.05キロ)
アン・サンイル(83.35キロ)
■Young Guns 10対戦カード
<バンタム級/5分2R>
キム・ミンウ(61.9キロ)
イ・ドンジン(61.5キロ)
<バンタム級/5分2R>
パク・グァンス(62キロ)
キム・ギュファ(61.65キロ)
<フェザー級/5分2R>
パク・デソン(65.9キロ)
オ・ホテク(65.85キロ)
<フライ級/5分2R>
キム・ヒョリョン(57.5キロ)
チョ・インヘン(57.1キロ)
<ライト級/5分2R>
ヨ・ミョンギュ(70.5キロ)
リュ・ギョングァン(70.4キロ)
<ウェルター級/5分2R>
ムングントスズ・ナンディンエルデン(77キロ)
イ・ビョンヒョン(77キロ)