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【UFN99】ロス・ピアソンが自分の距離で戦えずスティーヴィー・レイにスプリット判定で敗れる

<ライト級/5分3R>
スティーヴィー・レイ(英国)
Def.2-1:30-27.30-27.27-30
ロス・ピアソン(英国)

左ジャブから右を伸ばすピアソンに対し、レイが左に回る。左ローから左ハイ見せたレイが左ストレートを伸ばす。回るレイとの距離を詰めることができないピアソン。レイは前蹴り、左ハイを見せて左に合わる。距離が近付くと右を当てたピアソン。レイもブロック上からハイを放つ。

ウィルソンは右ミドルを続けるも、レイが左ストレートを打つ。ハイはギリギリで高さが合わなかったレイはローを入れて、ダブルレッグから大きくリフトアップしてテイクダウン成功する。すぐに立ち上がったピアソンだが、初回を失ったか。

2R、ピアソンが距離を詰めようとするとレイが左ハイを繰り出す。さらに右サイドキック、後ろ回し蹴りで距離を取る。足技で距離を取り、接近するとスッと組んでいったレイがケージにピアソンを押し込む。首相撲に捉えられそうになると離れたレイに、ピアソンは右ヒザを繰り出すも当たりは浅い。思うように戦えないピアソンが、ローを受けた直後にボディを入れる。レイは左ハイ、首相撲からヒザを突き上げる。豪快な後ろ回し蹴りは不発い終わったが、試合のペースはレイが握ったままだった。

最終回、レイは左ローを入れて左に回る。飛び込んで左ローを蹴るピアソン。ピアソンの前進をレイは左ハイ、左ボディ、そして左ミドルを止める。またも左ハイを受けそうになるピアソンはどうしても距離を詰めるきることがでない。レイも拳でなく、蹴りが届くだけの距離で試合を続ける。結局、最後まで自分の距離を構築できなかったピアソンは、ジャッジの評価がはっきりと別れるスコアでスプリット判定負けを喫した。


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