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【Awards】2013年下半期ベストSub #10-#05 絞首刑&洗濯挟み

Geraldo de Freitas

【写真】北米MMAスタイルのなかで、長い時間の寝技の攻防はあまり見られなくなっている。ブラジルの国内大会では、一瞬ではない極めが残っている。

2013年下半期MMAPLANET Awards、第3弾はベストSubmission、第5位から第10位の発表となります。
Photo by MMAPLANET & PXC

【ベストSubmission第5位】
9月6日@Bitetti Combat 17
<バンタム級/5分3R>
ジェラウド・フレイタス=三角絞め

ブラジルのドメスティックMMAはエルボーが禁止ということもあり、スクランブルの攻防で疲弊すると、ガードからの極め、仕掛けが多いのも特徴だ。BTTのジェラウド・フレイタスはドニ・テレイレに対し、爪先でフックし両手で引き寄せる形で三角絞めを極めて見せた。

【ベストSubmission第6位】
12月28日@UFC 168
<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー=腕十字

米国人黒帯柔術家のジム・ミラーが、ホイラー・グレイシーの黒帯ファブリシオ・モランゴに極めた腕十字。ガードを強いられたミラーだが、モランゴの左足を抱えながら腰を切って腕十字を仕掛ける。立ち上がったモランゴだが、足も抱えられており支点をずらせずタップした。

【ベストSubmission第7位】
12月7日@ WSOF07
<WSOFフェザー級王座決定戦/5分5R>
ジョージ・カラキャニャン=ギロチンチョーク

スクランブル全盛のMMA、パーマーはバックを取った状態でカラキャニャンの間に入り、胸を合せていく。ここでカラキャニャンが飛びつきガード&ギロチンへ。横回転でマウントと同時にタップを奪った。

Kim Jang-Yong【ベストSubmission第8位】
9月14日@PXC39
<PXCフェザー級王座決定戦/5分5R>
キム・ジャンヨン=シザースチョーク

隙さえあればキムラアームロックを狙っていったキム・ジェンヨンに対し、テイクダウンからトップキープのマーク・ストリーグルはスタミナをすり減らした。追い打ちをかけたのがキムラとシザースチョーク(洗濯挟み)の混合技。疲労困憊のストリーグルは根負けしタップした。

【ベストSubmission同率8位】
12月14日@UFC FOX09
<バンタム級/5分3R>
ユライア・フェイバー=ギロチン

仕掛けるバリエーションの豊富さで、現代MMAに置いてサブミッションの代名詞となっているギロチン。ユライアは右オーバーハンドから連打でダウンを奪い、打撃戦を避けてシングルで組みついてきたマイケル・マクドナルドにガッチリとギロチンを極めた。

【ベストSubmission第10位】
8月2日@UFC 163
<ウェルター級/5分3R>
セルジオ・モラエス=三角絞め

黒帯柔術世界王者からTUFブラジルを経て、UFCファイターとなったセルジオ・モラエス。打撃には課題が残るが、グラウンドの強さは文句なし。ニール・マグニー戦ではパスからマウント、そのまま三角絞めへ移行し下に練る。もう一度、上を取ったところでタップを奪った。

(ベストSubmission部門、続きはコチラ

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