【UFC205】公開計量&ステアダウン終了 ロンダ・ラウジーもステージに
11日(金・現地時間)、明日12日(土・現地時間)にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC 205「Alvarez vs McGregor」のパブリック計量が行われた。
メインのUFC世界ライト級選手権で戦う2人のチャンピオン、ライト級=エディ・アルバレスとフェザー級王者コナー・マクレガーは、フェイスオフで一触即発になることなくアルバレスが両手を広げて、何もしないと宣言してから顔を合わせた。マクレガーは大声援のなか「俺の日になるだろう。明日は支えてくれた人に、全てを捧げるファイトをしたい」と大声援でコメントが聞き取れないようななかで話した。
世界ウェルター級選手権試合を戦うタイロン・ウッドリー×スティーブン・トンプソン、トンプソンが「この日のためにやってきた。皆に良い試合を見せるよ。僕にとっての最大の試合なので、最高のスティーブン・トンプソンを披露する」と宣言すると、ウッドリーは「10年掛けてチャンピオンになった。MSGで負けるわけにはいかない。ハードな相手だとは分かっているけど、キャンプでしっかりと対策は練ってきた。激しい試合になるだろう」とコメント。
一番熱くなっていたのは女子ストロー級王座を賭けて戦うヨアナ・イェンジェチックとカロリーナ・コバケビッチだった。小競り合いに発展しそうななか、懸命にダナ・ホワイトが割って入り両者を止めた。「準備はできている。試合が始まるのが待ちきれない。NYで新しい時代が始まるわ」とカロリーナがいえば、「ウェルカム・トゥ・ニューヨークシティ、ウェルカム・トゥ・マジソンスクエアガーデン。調子はどう?」とジョー・ローガンのマイクを強奪して話し始めたヨアナは「みんなのために来たの。彼女は大きな夢を持っているけど、夢のままの終わるのよ」と言い放った。
またパブリック計量&ステアダウン直後に12月30日のUFC207で女子バンタム級王座を賭けて戦うアマンダ・ヌネスとロンダ・ラウジーが登壇。「彼女と戦うためにキャリアを積み重ねてきた。それがタイトル防衛戦で戦えるなんて最高よ」と王者ヌネスが語ったが、ロンダはインタビューを受けることなくステージを下りた。
なおチアゴ・アウベスが体重を落とせず162.6ポンドもあったが、対戦相手のジム・ミラーは敢えて157.6ポンドとし――5ポンド以内の体重差とすることコミッションの規定に従う形とし、歴史的なイベントで戦うことを選択している。
■ UFC204 計量結果
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] エディ・アルバレス:154.6ポンド(70.13キロ)
[挑戦者] コナー・マクレガー:154.4ポンド(70.04キロ)
<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] タイロン・ウッドリー:169.8ポンド(77.02キロ)
[挑戦者] スティーブン・トンプソン:169ポンド(76.66キロ)
<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヨアナ・イェンジェチック:114.4ポンド(51.89キロ)
[挑戦者] カロリーナ・コバケビッチ:114.4ポンド(51.89キロ)
<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン:185.8ポンド(84.28キロ)
ヨエル・ロメロ:185.6ポンド(84.19キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
ミーシャ・テイト:135.6ポンド(61.51キロ)
ラケル・ペニントン:135.8ポンド(61.60キロ)
<フェザー級/5分3R>
フランク・エドガー:145.4ポンド(65.95キロ)
ジェレミー・スティーブンス:145.8ポンド(66.13キロ)
<ライト級/5分3R>
カビブ・ヌルマゴメドフ:155.8ポンド(70.67キロ)
マイケル・ジョンソン:155.8ポンド(70.67キロ)
<ミドル級/5分3R>
ティム・ボッシュ:185.4ポンド(84.10キロ)
ハファエル・ナタウ:185.4ポンド(84.10キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ベラル・モハメッド:170ポンド(77.11キロ)
ヴィセント・ルケ:170.6ポンド(77.38キロ)
<163ポンド(73.94キロ)契約/5分3R>
チアゴ・アウベス:162.6ポンド(73.76キロ)
ジム・ミラー:157.6ポンド(71.49キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
リズ・カモーシェ:134.8ポンド(61.15キロ)
ケイトリン・チューケイギアン:135ポンド(61.24キロ)