【ONE48】2年振りのMMAへ向けて、ミッシェル・ニコリニ 「以前とは違った私のMMAを披露する」
【写真】柔術衣の下にはこれほどの筋肉が隠されていたとは……。2年振りのMMAでニコリニが世界最高峰の柔術を使いこなせるのか楽しみだ(C)MMAPLANET
11日(金・現地時間)にシンガポール・カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE48「Defending Honor」においてONE初陣を戦うミッシェル・ミッシェレ・ニコリニ。
ムンジアル黒帯で階級&無差別合わせて8度も世界の頂点に立っている彼女が、2年振りのMMAを戦う。モナ・サミルとの一戦を控えたニコリニに現在の心境を尋ねた。
――エジプトのレスラー、サミルとの戦いを控えて今の心境を教えてください。
「この試合のためにたくさんの練習をしてきたので、準備はできているわ。例え彼女がレスラーでもしっかりと対策は立ててきたから」
――2年振りのMMAですが、そのあたりについては。
「イヴォルブMMAではフルタイムで、この試合のためにキャンプを張ってきたの。この状況はこれまでの3試合とは全く状況が違うし、以前とは違った私のMMAを披露する第一歩となるでしょうね」
――イヴォルブMMAで練習するようになってどれぐらいになりますか。
「4カ月ね。MMAに必要な全てのトレーニングをイヴォルブでは積むことができる。打撃にしてもベリーグッドとは言えないけど、練習している分だけ伸びていることは確かよ」
――ミッシェルの柔術の強さは絶対的です。打撃が苦手でなくなれば、鬼に金棒です。
「もちろん、一番力が発揮できるのはグラウンドになることは絶対だわ。でもMMAはスタンドから始まるし。大丈夫よ」
――柔術でのライバルであるマッケンジー・ダーンも、同じ時期にLegacy FCでMMAを戦うようになりました。
「優れた柔術家がMMAで活躍できることは良いことよ。私自身、もっと柔術家がMMAで成功するところを見ていたいし。柔術は私にとってベスト・マーシャルアーツ。マッケンジーと私が同じようにプロフェッショナルとしてMMAを戦うようになったっていうのは面白いことよね。マッケンジーがこれからも柔術の試合に出続けるか分からないけど、彼女がMMAで成功することは私にとっても誇りになるから」
――では良い試合を期待しています。
「日本の人たちが私のONEチャンピオンシップでの試合を楽しんでくれると嬉しいわ。日本にはたくさんの友人がいて、いつも私をサポートしてくれていることを感謝しているの。サンキュー」
■ ONE48対戦カード
<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] 青木真也(日本)
[挑戦者] エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] マラット・ガフロフ(ウクライナ)
[挑戦者] ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
サミール・ムラベット(ベルギー)
<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ミシェル・ニコリニ(ブラジル)
モナ・サミル(エジプト)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ロジャー・フエルタ(米国)
エイドリアン・パン(豪州)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
朴光哲(日本)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ベネディクト・アン(シンガポール)
アマド・ムスタバ(パキスタン)
<女子フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
ワラー・アバス(エジプト)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
モハマド・ハイダー(マレーシア)
ニコ・ソーナルテ(シンガポール)